●●●NYオート・ショーに行ってきた●●●
春休みもようやく終盤。子供が一日中家にいるとそのパワーのみなぎりように戸惑う。毎日、何をしようかという状態で、できるだけ家にいないようにしている。だって、家にいるとゲームかビデオかテレビか、まったく創造性を欠く行動しか思いつかず、「いい加減にしない!」と、私のストレスも爆破しがち。やとえ一日中、公園にいて走り回っていたとしても、疲れ知らずで夜遅くまで起きている。どういうことやねん。つきあう私の方がもうぐでん、ぐでん。今日はかねてから行こうと思っていたNYオート・ショーに行ってきた。私がまだ小学生のころ弟といったモーター・ショーを思い出す。80年代前半に一世を風靡した横に翼のように開くドアに目が釘付けになったランボルギーニ・カウンタック。今度は車マニアの息子と行くことになるとは・・・。うちの息子の特技はたとえ遠くからでも、たとえ暗くても、全車種、名前が即座にいえること。しかも、製造時期まで正確に当てられます。大きくなってなにかに役立つのか?と問われれば、親として非常に困る。そんな息子が目を血走らせながら、鼻血を出す勢いでスキップしながら、車の間を渡り歩く。こんなにいっぺんに車に試乗できることもないもんね。それにしても、日本車勢は一番目立つところにダーンとあって、かなり広いスペースをさかれていて売れてる感、実感。でも、日本と違って、小回りのきく小型車ってまずないんだよね。ギャル受けするかわいい車がもっとあってもいいと思うけど、かわいいのを好むのは日本人だけの特性なのか。こっちで見かけるかわいい車はビートルかミニぐらい。やっぱり、企業としてはお金持ってるじじい受けを一番に考えてるのだろうね。ラグジュアリーなセダンばかりが目に付く。そりゃあ、サーブやボルボの滑らかな革張りのシートに一度すわっちまうと、あとの車の内装のあらばかり目に付く。昔から思ってたんだけど、革以外のシートの柄ってどうして、ああなんだろう?一言でいうと安っぽい。もう少しましな素材がないのかな。そんな中でも私的に今回実用的かつラブリーだなあと思ったのが、クライスラーの『クルーザー・ルート66・リミティド・エディション』の黄。内装もかわいかったなあ。トヨタの『FJクルーザー』の青。人気だったのがキムタクも乗ってるらしいハマー。乗りたかったけど、列をつくる盛況ぶり。うちの息子は定番フェラーリの前で写真。こんなに車を見てまわっても、私に免許はないんだけど・・・。ははは。