●●●過去のドラマにはまる『1リットルの涙』●●●
今度仁の主演する『有閑倶楽部』(10月16日午後10:00スタート)の脚本を担当なさる江頭美智留さんの過去の作品をググっていたら、『1リットルの涙』にぶち当たりました。それから1週間かけて、大切に見続けました。忙しい今の時代、本当に腰をすえてドラマを見るのが難しくなりました。やらなくちゃいけない雑事も多く、息子に呼び止められると意識はそちらの方へ向いてしまいます。すごくいいセルフや心に残る言葉を聞き逃すことも多々あります。だからできるだけ、だれも邪魔しない夜中や、息子が学校へ行って一人の時に真剣にこのドラマは見ました。初の沢尻エリカさんの主演作品だったわけですが、日ごろのワイドショー関連でついた色が払拭されました。鼻持ちならない高飛車な女っていうのが、それまでの私のイメージだったわけですが、生に対する真摯な姿勢とその可憐な少女っぷりは圧巻でした。脇で支える役者さんたちも、適材適所な配役、錦戸亮くんもとっても見直したし、(やっぱりジャニーズって軽くみられるみたい)陣内さんのお父さん役もやさしくて、いつも心が和まされました。薬師丸さんもやっぱりいつも凛としていて美しい。何気にこんなところに藤木直人さんも出てたのね。みんなよかった。最後の結末は最初からわかっていたことであるけれども、時間を大切に生きていこうと改めて思った。