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Real Facts～人生ままならないもの～

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2009年08月の記事

全9件 (9件中 1-9件目)

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●●●最近の息子の部屋（10歳）●●●

好きなものに囲まれている感じ。本棚には日本でちょっとずつ買い揃えた『コナン』の漫画本がずらり。その上にはレゴ、ハチロク、ポケモンボール、テックデック・・・最近は自分の部屋で過ごす時間も増えて「ママは入ってこないで～」だって。むかつく～

2009.08.27

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●●●IELTSテスト２日目●●●

*リスニング*(30分）リスニングは友達から借りた『PREPARE FOR IELTS』の中に入ってるCDで練習していたので、なんとかなった。設問は４つのパートに分かれていて、今回の問題で思い出せるのが『ガーデニング』『ホテル』全部で40問。あれは当日なんとかなるだろうとなにもしないで受けるのは無理。かなり慣れが必要だし、質問の意図も同じ問題を何度もやっているとつかめてくるので、ぜひCDで５回とも練習することをすすめる。*リーディング*（一時間）唯一できたと思える科目だった。難しい語彙もなくかなりわかりやすかった。でも時間ぎりぎり見直すまでには至らない。設問は40問。テストはゼネラル（一般）とアカデミックに分かれている。私が受けたのはゼネラル。これから大学に行くつもりでいる人や大学院に進む人はアカデミックになる。もう少し専門的知識も必要でかなり難しい。ゼネラルは永住権取得などのためのもの。*ライティング*（一時間）設問は２問。『あなたが今の家を出て行くことになりました。次に来る人にこの家をすすめてください。そして、あなたがなぜこの家をでていくことになったのか、その理由も説明してください』（150語)『子供が大きくなって成功(success)するには両親の育て方が大きくかかわっていると思いますか、思いませんか。その理由を書きなさい』（250語）両方ともとてもなじみのあるテーマだったので書きやすかった。昨日の落ち込みを挽回するために、なんとかがんばって書いた。が、英単語があやふやになっている部分も多く。果たしてこんなスペルだったけ？？？と思うことも多く、日ごろから意識してスペルをよく見ておくことが必要だと痛感した。この日は精一杯やったせいかちょっと納得して終えることができた。その代わりテストが終わったときは魂を吸い取られたみたいにすっかり疲れ果てていました。頭を使うと疲れるのだと久しぶりに気づいた一日でした。結果は９月上旬に郵送されてきます。私の予想、昨日のスピーキングが９点満点の２点として今日のリーディングで８点、平均５点。リスニングが６点、ライティングが５点ぐらい。総合平均5.5点でクリア。さて、結果やいかに・・・

2009.08.23

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●●●頭が真っ白になる●●●

この２日ですべてのエネルギーを使いきった感じです。（日ごろ全然頭を使ってないってことですね）なにはともあれIELTSテストは終了しました。《一日目》スピーキング（所要時間20分）時間は手紙で前もって知らされており、30分前に受付をすませる。パスポートのみを持参し、自分の名前が呼ばれるまで控え室で待つ。いろんな国のパスポートが目につく。手持ち無沙汰の私は日本のパスポートの表紙の菊の花びらの数など数えつ待つ。（さて、花びらは何枚あるでしょう？）パスポートのそれぞれのページに桜の花びらがすかして見えるのに驚いたりして・・・案外、凝ってるのね。もうすぐ日本で暮らすよりも外国で暮らす方が長くなる。にもかかわらず、私のスピーキング能力はまったく向上しない。そもそも日本語で人前で話すのも得意でない。流暢に理路整然と話す人を見るとうらやましくなる。そんなわけでいまさらもうどうしょうもないとあきらめの境地で臨んだ。自分の名前が呼ばれて部屋を移る。質疑応答者は物腰のやわらかな男性。かなり丁寧なものいいで、わかりやすく説明してくれる。まず、最初に個人的なこと（たとえば学生か、仕事はなにか、など）を聞かれ、そこからどんどん話題を広げていくような感じで始まる。私は主婦なので家のことなどを中心に質問される。次にトピックが与えられ、一分間の猶予の間に、そのトピックについて文章を組み立て話さなければならない。私のトピックは『交通渋滞』もうこの辺からどんどんあらぬ方向に進み、頭の隅の方を探ろうにもなにも出てこず、先生のこわばった苦笑いが拍車をかけ抜け穴のないトンネルに入ったような状態になる。あああ、早くおうちに帰りたい！だんなはというと話すのは問題ないので好きなことをべらべらとしゃべったみたいだ。ちなみに彼のトピックは『一日のうちで一番好きな時間』彼はなんと答えたかっって？「それは３時だよ。なぜかって、ぼくの仕事が一段落ついて、僕の最愛の息子を学校に迎えに行く。彼はその日一番というようなとびきりの笑顔でぼくの方に駆けてくるんだ。」だって。こんな気の利いた答えは私には到底無理。すっかり落ち込みながら帰途についたのでした。テストはクイーンズランド大学で行われました。なんだかキャンパスはなつかしい雰囲気。こんなに多くの学生が何者かになるために学んでるんだもんね。私もそういう輝かしい時代があった。往々にしてそういう時期は自分でもその大切さに気づかないものだけど、みんな時間を大切によりよい自分になるためにしっかり学んでほしいものだ。（目線はすっかり母）次回は《２日目》リスニング・リーディング・ライティングの詳細を。

2009.08.22

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●●●終の住家を考える●●●

人が一生をかけて家を建てるとき、そこが終の住家だと思って建てると思う。ローンを30年ぐらいかかえ、やっと払い終わったと思ったときに自然災害で家を失うというのはどれほどのショックと喪失感だろう・・・うちの実家は床下浸水で済んだというものの、床下にたまった泥をかき出す作業が思いのほか大変だったそうだ。実家は10年ほど前に改築し、今は両親二人で住んでいる。こんなことでもない限り、床下を除くこともなかっただろう。家の作りが昔とずいぶん変わっていると嘆いていた。というのも、畳を上げて床下を除こうにも、昔だったら畳の下は何本もの細長い板が横並びになり、簡単に取り除けたものが、今は一枚板だけが床を埋め尽くす状況で簡単に下が除けない。また側面にある通気溝も狭く人が簡単に横に通れない。湿気から家を守るには換気が一番大切だと思うのだが、こんな建て方でさて守ることができるのだろうか。家の立地条件を考える場合、基本的なことだが、まず朝の光はどこから来て、夕方はどの位置に太陽が落ちるのか考えないといけない。そして、そこが川から近い場合は万が一に備えてなんらかの対策を立てておいた方がいい。ブリスベンでも去年自然災害で床下・床上浸水した家が多かった。近年水不足が深刻だったオーストラリアと水害なんてちょっと結びつかないが、事実である。ブリスベンの家の建て方は変わっている。簡単にいえば高床式倉庫のような感じ。下は駐車スペースや収納に使い、ほとんど２階で過ごす。上はQLDの代表的な建て方。夏が酷暑なため夜の間に冷たい空気を下にためておくということも考えられているそうだ。これだったらたとえもし水害にあっても、床上まで浸水されることも少なそうだ。通気性もよく、収納スペースも確保できる。実際のところ家を買うのは何年先になるかわからないが、立地条件をよく把握して家を買わなくてはならないとつくづく思ったしだいだ。

2009.08.19

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●●●ご心配いただいてありがとうございます●●●

今週月曜日朝起きてPCで日本のニュースを見ていたら、見慣れた景色が一変している。なにごとが起こったのだろうとすぐに実家に電話するも、もうこの時点では電気は不通になっていたため、電話は呼び出し音を鳴らし続けるばかり・・・不安は一挙に高まる。次に父の携帯に電話し、数回の呼び出し音ですぐに声が聞こえてきて、ひと安心。母の無事と家そして町の状況などがしだいにわかり、ただごとでない状況に驚く。前日夕方６時半ごろ、母と話したばかりだった。３ヶ月に一度神戸の病院に通院する母についででいいから、と神戸のデパートで買えるお菓子をお願いしていた。しかし来月９月の通院日を待たず、思い立ったらすぐに行動に出る母はその日神戸に出かけていた。そして用が済んで智頭急行で最寄の駅に着いた折には、すでに雨がぽとぽと。「今日は本降りになりそうですね」とタクシーの運転手さんと話したそう。このとき、母が急行で帰らず、普通電車で帰っていたら、まさに豪雨の中立ち往生していただろう。それから１時間後、集中豪雨となり、家は裏山から流れてくる大雨で床下浸水となり、近くの川は大氾濫。すべてをのみ込まんばかりの勢いだったそうだ。電気は次の日の３時には復旧し、水は昨日２時間という期限つきで出たそうでで約４日ぶりにお風呂に入れたと今日の電話で聞いた。トイレの水は残り湯でなんとかしのいでいるそう。ポリバケツ２つ分の給水もあったそう。豪雨の翌日はガスは止まってなかったようで、買い置きの水で食べなれないカップ麺を食べたそう。お米はあるのでそれでご飯を炊いて、梅干や瓶詰めのさけのふりかけで食べているそう。遠くにいて何もしてあげることができないので、とにかく愚痴ばかり聞くしかない。が、どこにも出かけられず家にいて話し相手もなく気分も鬱々としていることだろう。だれかに話すことで少しは気が晴れればいい。あとからしか気づくことができないのだが、生死を分けるような判断を下す場面が訪れたら、なにはともあれ、大切な命を一番に考えて下すしかないように思う。すべてはひとつしかない命があってこそ。本当に多くの方が亡くなられた。亡くなられた方のご冥福をお祈りするばかりです。各方面より多くのご心配をいただきまして、そして母に直接電話で励ましてくれた方もいたようで、本当にありがとうございました。

2009.08.14

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●●●初めての授賞式●●●

クイーンズランド州のすべてのレストランとケータリングにおいて、毎年一回最優秀レストランの発表＆受賞式があります。だんなのかかわっているレストランが最終候補に選ばれ、私もお招きをいただいたので行ってきました。授賞式はシティにあるホテル『SOFITEL』のパーティ会場で行われました。さて、州に何件レストランがあるのかわかりませんが、カテゴリー（受賞部門）は多岐にわたり、『BEST ASIAN 』　『BEST Breakfast』『BEST COFFEE』『BEST CAFE』『BEST PIZZA』『BEST INDIAN』などなど細かく分かれていてその数30以上。自分のかかわるレストランが大画面に大写しになると、どこからともなく歓声が起こり、もちろん受賞とともに拍手も沸き起こりました。私たちのチームも発表を待ちわびました。私はその間、がつがつ食って、シャンパン飲んでたんですが・・・なかなかしぶい声の司会者。そして発表・・・お店の名前が大画面に大写しになり、みごと最優秀賞を獲得しました。みんな大喜びです。がんばってることが認められるのはうれしいものです。その後はライブ演奏があり、みんなで踊ったり、私が踊るのなんて何年ぶりでしょう・・・でも、マイケル・ジャクソンの曲はやはり人気でした。盛り上がるんですよね。『ユリーズ・ミックス』とか80年代の曲も多く、なかなかいい選曲でした。すっかりノリノリでしばし時を忘れたひと時でした。

2009.08.11

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●●●対岸の火事ではなくなりました・・・●●●

土曜日夜８時、いつもならテレビを見るか、PCを見るかしてる息子が、ベッドに突っ伏して寝ている。『おかしいなあ～』と思ったのもつかの間、それからぐんぐん熱が出始めた。そういえば、その日の昼、「ちょっと気分が悪い」と言いにきた時、心なしか顔色も悪く、いつもと違うなあと思った。夜寝る前に熱を計ったら38.9度あり、かなりぐったりした様子なので、パナドール（日本のバファリンみたいなの）一錠を飲ませる。翌朝には38.3度までいったん下がるが、昼にはまた38.9度になり、しだいに平熱に戻った。が、熱の代わりに今度は咳がひどくなり、月曜日はまだ生気がなく、食欲もいつもの半分以下なので、学校を休ませる。火曜日も序々によくなっている気がするが、本来とはほど遠いぐらいの覇気。水曜日になって、ようやく食欲も朝から通常通り食べられるぐらいに回復する。一人で壁に向かってハンドボールをするぐらい元気になり、活発に動き回る。咳は以前ほどひどくはないが続いている。今回は病院に行かず、自宅療養だったため、新型かどうかわからずじまい。聞くところによると、うちの地域にもついにひたひたと忍び寄っているみたいだ。重症化しているというのは聞かないが、それも個々の持病に寄るみたいだし、自分で予防するに越したことはない。大人でも一ヶ月以上咳が続くこともあるみたいだ。朝の冷え込みは相変わらずだが、だんだん暖房を使わなくても、なんとか平気な日も増えてきた。願わくば、なんとかこのまま春を迎えたいものである。

2009.08.06

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●●●バザーの戦利品●●●

*東野圭吾著『放課後』『宿命』『変身』　　　　　　『パラレルワールド・ラブストーリー』　　　　　　『悪意』『手紙』『殺人の門』　*島田洋七著『佐賀のがばいばあちゃん』　　　　　　『がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい！』*宮部みゆき著『人質カノン』*林真理子著『さくら、さくらおとなが恋しくて』*大沢在昌著『女王陛下のアルバイト探偵』*群ようこ著『いいわけ劇場』*ビートたけし著『私は世界で嫌われる』*遠山裕美子著『自分を語る英語術』（IELTS対策）一冊１ドル。ブック・オフ以下の値段で手に入れられてうれしい好きな作家さんはほぼ決まってるから、あまり冒険はせず、作家さんの名前が目に飛び込んできたらかたっぱしからゲット。ブリスベンには日本の本屋さんがないので、本当に日本語の本は貴重です。これでしばらくは読むものがいっぱいあって

2009.08.02

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●●●私たちは短い人生でいくつ花火を打ち上げられるのだろうか？●●●

今日は日本語補習校のバザーだった。みんなが集うほんの数時間のために、１ヶ月以上前からそれぞれが下準備をし、少しずつ少しずつ前に進めていく。一人きりではできない地道な作業だ。そして、本番、快晴の空に花火は打ちあがった。コインをにぎりしめた子供たちは「なにが当たるかな？」ちょっとワクワク。たくさんの人がやってきて、みるみる売れていく。たとえば、ある人にはそれがなにかの発表会かもしれない。または、だいじな試合や試験かもしれない。みんなみんなそのほんの数秒、数分、数時間のために、ちょっとずつ積み重ねる。毎日、毎日少しずつ。そして、その大事な日に気づかずに美しい花火を打ち上げている。本人すら気づかない小さな花火かもしれない。本人すらもなににつながるかもしれず、毎日こつこつと積み重ねている。それはなにも晴れな舞台だけではなく、いずれは自分の手を離れていく子供を一人前に育てることかもしれず、だれかの役に立つような小さな気遣いかもしれず、答えは見つからない。私はあといくつ花火を打ちあげることができるのだろう。

2009.08.01

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