●●●敬老っていつから敬老なのだろう?●●●
この間の敬老の日に家に電話したら、「私はまだそんな年じゃあない」と母に却下された。「じゃあ、あんたいったいいくつが敬老なの?」と私が聞くと、「75歳ぐらい」と母。まだ6年ぐらいある。まあ、そういわれてみれば、まだよぼよぼなわけでもないし、耳が聞こえにくいわけでも、ぼけてるわけでもない。本人は気だけは若いつもりらしいが・・・しかしながら、今年の日本の暑さは母にとっても半端じゃなかったらしい。フローリングの床がひんやりして気持ちいいのか、顔を床に押し付けて涼を取っていたらしいのだが、たまたま回覧板を持ってきた近所の人が、この様子を窓の外から見ていて、母が倒れていると大騒ぎになったそうだ。本人はいたって無邪気に涼を取っていたそうだが、人騒がせにもほどがある。そんな日本の暑さもひと段落したのだろうか。そんな母にこの夏もうひとつ小話が。その日も朝から極上の暑さだったそう。とことこ坂を上ってくる人が窓越しに見え、なんだろうと玄関を出てみるとなんかのセールスマンらしい。うちの母はだれかれかまわず家に上げたがる。「おたくの表札は立派ですね~」とまずは満面の笑みで近づくセールスマン。表札はすすめても無駄だと思ったのか、次の手とばかりに印鑑のセールス。しかしながらうちの母、もうすでに20年前に印艦でだまされているので、今回ばかりはその手には乗らなかったみたい。母がだめならその娘とばかりに私にも印鑑をすすめてくれたみたい。残念でした日ごろはすべてサインで足りてま~す。