●●●中学最後の運動会●●●
紅白に分かれて競うというのは日本独特のものかもしれない。今年、最高学年中学3年生となった息子の最後の運動会。感慨もひとしお。よくここまで無事に育った。そして、日本の運動会を経験できてそして見届けることができてよかった。*********************************************日ごろまったく降らないのに天気予報ではめずらしく雨。どうなることかとドキドキしながら朝を迎えた。子供たちの願いが通じたのか予報がみごろにはずれて快晴。本当は芸術的な太巻きや出し巻き卵なんてお弁当を作ってみたいものだけど、私には到底無理。モスバーガー風ハンバーガー6つも作る。こういうところが気を使わなくていい。「今日は暑くなるぞ」手足に日焼け止めクリームをたっぷり塗ってシミ対策万全。朝から総出で原っぱに会場を作り上げる。ガゼボやテントの設置。紅白の花で飾った得点板の設置。マイク、スピーカーどんどん出来上がってくる。そして最後は世界の国旗に彩られて出来上がった。入場行進の練習もなく、すべてがぶっつけ本番。立派な門はなくても、みんな笑顔で整列。選手宣誓、日豪の国家斉唱、校歌斉唱、校長先生のご挨拶、就任まもない領事のご挨拶と続く。そして、いよいよ競技が始まった。まずはラジオ体操から。まず右が先か左が先か、どうもうろ覚え。トホホ。50m、100m、借り物競走、むかで競走、定番の綱引き、玉入れ、100人サッカー、二人三脚・・・そして、最後のメーンイベント。紅白対抗リレー。なんと息子は白組のアンカー。足ぐらいしかとりえがないからね~幼稚部からスタートし、途中、保護者にバトンが渡り、あれよあれよと息子の番が来たときにはもう30mぐらいの差ができていた。それでも、バトンを受け取るや競走馬のごとき勢いで猛然と追い上げる。追い上げる。赤組のアンカーもこれまた日ごろから野球で鍛えたつわもの。なかなか、距離が縮まらない。走る・・・走る・・・ぐんぐん走る。やああああああ・・・・・たたたた・・・・・。しかしながら、追い上げられず、結局、抜くことができなかった息子はというと、悔しいというよりも晴れ晴れした顔。ええええ、もっと悔しがれよ。