●●●究極のビフォ→アフター●●●
新国立のカードが裏返った。カードに書かれていたのは白紙いい決断だ。一番最近見た『ビフォーアフター』はドイツに日本の庭園を作りに行くものだった。予算は約20,000ユーロ=270万円(1ユーロ=135円で換算)匠は長年培った造園の技と工夫で、一個300円のイチョウ型のプランターを塀にしたり、廃材で石畳を作ったり、延段にしたり・・・枯山水、鹿おどし、瀬戸大橋に創造力はどんどん膨らんでいく。ユージさんやTKOのライザップの人=木本さん、ドイツ人のマイスターの造園師とともに、協力しながら作り上げていく様子は感動的だった。その内訳は工事費 7,500ユーロ材料費 12,400ユーロ重機・機材・レンタル費 8,400ユーロ_________________________合計 28,300ユーロ(3,820,500円)ちょっと予算をオーバーしているけれど、目をつぶれる範囲だろう。ところがこれが仮に1億円といわれたら、どうだろう???えええええええええええええええええっ最初に予算ありきなのではないか。なにごとも。予算はこれぐらいでお願いしますと最初にいわれたら、その中でなんとかしようと知恵と技をしぼるだろう。その中で最大限のことを考えるだろう。自分の働いたお金ならなおさら真剣になる。最初からどんぶり勘定の実行委員長には、そんなことはおかまいなしだったのだ。湯水のごとくお金が沸いてくると思っている。手を上げたからには最後まで責任を取れ。なんのために引き受けたのか!?最初から最後までなんとかしようとするのが上に立つものとしてふさわしい。しかも、ザハ案は最初から気に入っていなかったとか、はあ?そんな気に入らないものに2520億円も払うのか?あなたは今までそのように生きてきた。それが少しもおかしいと思わないほど、感覚がおかしい。ガウディのサグラダ・ファミリアのように、これが人生最大の大仕事と引き受けてくれるような人はいないのか。果たして2020年のアフターはどうなっているのだろうか?