テーマ:ニュース(100180)
カテゴリ:気持ち
以前、ロイターニュースにこんなレポートがありました。
「排出権取引”濡れ手に粟”の高笑い」 中国における「排出権ビジネス」の利回りは年数1000%といわれ、 「空から月餅が降ってくる」と狂喜乱舞しているという。 排出権ビジネスってそんなに儲かるの? 京都議定書で各国に温室効果ガスの削減目標が決められました。 これを自国で減らせなかったら、他国に行ってガス削減に協力すれば、 目標達成したことになるのだそうです。 日本の場合だと、日本でやるより発展途上国でやったほうがずっと経費がかからない。 だから、海外で植林したり、ゴミ処理したりして排出権を獲得し、 日本でその権利を企業に売れば利益になるのです。 これが”排出権ビジネス” 「みんなで地球環境を守ろう!」というスローガンが ビジネスになった途端、薄汚れて見えなくもないですが、 結果論から言えば、ガスは削減できるので同じことでしょう。 目標も達成しなくてはいけないけど、 そんなことしてたら経済力が落ちるというのが企業の本音。 この企業側の”困った”をちゃっかりビジネスにして、日本の商社は利益を上げています。 最大の利益をあげているのは”三菱商事”。 このフィールドは、将来20兆円市場になるとも言われています。 イギリスには排出権を取引する市場がすでにあります。 空気を売り買いする時代になったんですね ところで中国は、京都会議当時は発展途上国だったので 温暖化ガス排出量の制限がありません。 ところが今やエネルギー消費量世界2位になりました。 もうCO2出しまくり! 先だってのサミットのときも中国やインドに協力を要請しましたが YESとは言ってもらえませんでした 経済優先で環境は二の次の国々。 環境を守るという名のもとに商魂逞しい国々。 地球の未来、そして新しい市場。 これからどんな展開になっていくのでしょうか? ブラウニーの買いたい銘柄:三菱商事、パナソニック ブラウニーのランニング記録:本日まで58.5キロ(11月の目標120キロ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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