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カテゴリ:七福神の音楽
2005年12月6日号 公開
アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ 「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 52 12/06/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お久しぶりです。お元気ですか? あっという間に12月になり、今年も年末あと残すところわずかになってしまいました。時が経つのは早いものですね。この分では、あっという間にまた10年くらい経ってしまうのでしょうか・・・。そう思うと、やっぱり、やりたいことに集中したほうがいいですね。 「七福神アルバムについて」 さて、今日は、七福神アルバムについて、皆様にお聞きしたいことがあります。 今回、年内を目標に、遅くとも年明け早々くらいまでに、試しにプロモーション用に、自主制作でアルバム少し刷ってみようと考えました。数日間ですぐに準備にかかりたいです。もちろん、ジャケットの絵は、七福神を自分で描いています。 「一足先に限定版をぜひ購入したい!」とか、「七福神の音楽を少しでも早く聴いてみたい」という方々で、何枚購入したいかという、ご予約を承りますので、ご希望の枚数をメールで返信してください。できるだけ早く返信をいただけると助かります。ご協力をよろしくお願いいたします。販売方法は手売りで考えていますが、日本とアメリカで、郵送方法や支払方法を検討して、発売までには決定しておきます。 「初回限定盤」 (例えば200~300枚プレス) 初回特典として、音楽5曲の前に、2分間ほど、“The Story About Seven Gods”という、私とパーカッショニストの即興で録音した、私がブツブツと「なぜこのアルバムを作ることになったか」という物語を話している音源を加えます。これはミュージシャン達の録音時のその場のノリで私がさせられて、準備なしで即興だったため、将来的には未収録にして、音楽のみのアルバムにしようかなとも考えています。ですから、初回限定の、幻の私の実声入りになる可能性大です。このアルバムを聴いてくださった方々に、声入りがいいか、無しのほうがいいか、その後にアンケートを実施したいと思います。 価格 15 米ドル アルバム名 “Seven Gods” バンド名 Bruixa & The Wonder Worker プロデュース&作曲 By Bruixa Nishimura 語り 1曲 音楽 5曲 1. The Story about The Seven Gods (2:56) 2. Theme of The Seven Gods (9:59) 3. Coming Down The Seven Gods from The Universe (8:36) 4. The Seven Gods Are Walking Among Us (6:55) 5. Ritual for The Purification (6:01) 6. Jam Session (7:59) Total 42分28秒 Recorded at Nevessa Production Woodstock in New York on Aug. 15, 2005 By Chris Andersen ( Engineer ) 参加ミュージシャン: Ernie Colon : Drums Will Boulware : Piano, Hammond B3 Organ, Arrangement Bill Perry : Guitar Sal Giorgianni : Alto Sax, Flute Tomaz Lopez : Percussions ( Congas, Timbales ) Lamont Holt : Bass Bruixa Nishimura : Small Percussions, Arrangementの一部 ( guest for this recording only : Steve Sacco : Small Percussions ) 「伝説の地、ウッドストックで録音」 録音は、伝説の場所、ウッドストックでしました。ここは、ニューヨーク州の上のほうに位置していて、1969年8月15日から17日まで3日間開かれた、音楽史上類を見ない伝説のコンサートイベントが行われた場所なのです。この3日間で、なんと、48万人が集まったそうなのです。その当時まだ無名だった、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、サンタナ、ザ・フー、ジョー・コッカー、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなどが出演しました。今思えば、そうそうたる面々ですね。彼らは、このウッドストック・フェスティバルの後、みんな、大成功して、大スターになっていきました。これは記録映画にもなっていますが、この映画の助監督は、なんと若かりし日のマーティン・スコセッシです。(私は彼のファンでもあります。) ですから、私は、中学生の時に、夜更けの番組でこの記録映画を観て、「いいなあ、アメリカって。すごいミュージシャン達がいっぱいいるなあ。いつかアメリカに行って、できればニューヨークの凄腕ミュージシャン達と録音して、いいアルバムを残してみたいなあ。」と、長年、夢を抱いて、憧れ続けていました。その当時の私にとっては、無謀な夢でしたが、なんだか、七福神をきっかけにして、とうとう録音が叶いました。信じられないことです。日本で音楽好きな人達は、みんな、このウッドストックの記録映画に憧れていたものでした。私もその一人だったのです。 そこで、音楽を録音する計画が持ち上がった時に、候補のスタジオとしていくつかピックアップしていた時に、ウッドストックにあるプロ用のスタジオを見つけたときには、全身鳥肌が立ちました。そのうえ、非常に高価でレアな、本物のハモンドB3オルガンが設置してあるのです! (B3オルガンについては、私のホームページの、アル・クーパーのコンサート写真に写っています) そして、七福神と交信して、会話しました。この会話についても、過去のメルマガに書きましたので省きます。彼らが言うには、この場所で、ウッドストック・フェスティバルと同じ日付に録音することは、その8年前から、霊界で決まっていたことで、霊界ではもう録音が終わっているので、あとは現実界で自然に事が行われるだけなので、安心しなさい、ということでした。ウッドストックの音楽の精霊達が、大いに力をかしてくれるのだと、七福神は言いました。そういうわけで、ここで、8月15日に録音したのです。 「メンバー紹介続き」 バンドのメンバー紹介は、少しずつ、メルマガで紹介する予定です。以前のメルマガで、ギタリストのビル・ペリーについてだけ、紹介しましたね。ビル・ぺリーは、私が大ファンのブルースギタリストです。ヴァージンなどからアルバムを出していて、毎年世界ツアーに行っていて、ヨーロッパで大人気のギタリストです。彼は、私の音楽を絶賛してくださって参加までしてくださったので、人生で一番嬉しい出来事でした。 今日は、2名のメンバー紹介をします。まずは、ピアニストの、ウィル・ブールウェア。私が尊敬している実力派です。私は自分が、幼少時からオルガンを学んでいたので、滅多なことでは鍵盤楽器のミュージシャンに興味を持たないのですが、彼の才能は、驚異的で、さすが、アトランタ育ちです。このような方に、私の音楽を絶賛してもらえて、参加までしてくださって、信じられないし、大変光栄な幸せなことだと感謝しています。 「ウィル・ブールウェア 1952年7月6日、ケンタッキー州バーズタウン(Bardstown)生まれ。ジョージア州アトランタに移った6歳の頃からピアノを学び始め、14歳になるとR&Bグループの一員としてナイトクラブで演奏を始める。17歳になると自作曲をレパートリーとする自身のオルガン・トリオを結成し、アメリカ南東部で演奏活動を開始。19 になると B.B.キングやポール・デイヴィスに楽曲を提供したり、レコーディング・セッションに参加。21 歳でニューヨークに拠点を移す。その後は数多くのレコーディングやツアーに参加。90 年代からはファンクの大御所、メシオ・パーカー・バンドの欠かすことの出来ないメンバーでもある。他に最も近年のツアーを挙げると、 98 年のブルース・ブラザーズのワールド・ツアー、99年のジョン・スコフィールド・カルテット、200年のカーラ・ブレイ・ヨーロッパ・ツアー等での活躍が有名。参加アルバムは多数あるが、代表的なアーティストの名前を挙げるとジョージ・コールマン、デヴィット・リーブマン、マイケル・ブレッカー、ロドニー・ジョーンズ、スティーヴ・ガッド等々、数多くのミュージシャンと共演している。」 ウィルは、B.B.キング、マイケル・ブレッカー、スティーヴ・ガッドなどの大御所たちと活動し続けているのですから、驚きですね。彼は、とても真面目で、味のある方です。 次は、サックスとフルートの、サル・ジョルジアンニです。私の長年の友人の、ドラマーのアーニーの30年来の友人で、「だれか、いいサックスいない?」とアーニーに相談して、紹介していただきました。2人とも、私より一回り以上年上で、大人だし、ベテランで尊敬しています。ニューヨーク州の上の方、マンハッタンから2時間くらいのところに住んでいます。この方は、私の七福神の話に興味を持っていて、 「その話し、僕は信じるよ。鳥肌が立ったよ。僕はね、実は、4年前から君の話をアーニー(ドラマー)から聞いていて、ずっと君に会ってみたかったんだよ! 会いたかったのに、機会が無くて、いつも、アーニーに、“彼女に一度会わせて欲しい”と頼んでいたんだよ!“彼女は、すげえ天才的な芸術家で、何でも恐ろしく高いレベルで作品を作るんだ。絵もすごいし、写真も文章もやってるんだよ。音楽も僕と時々作ってるよ。スペインに住んでいるんだけど、ニューヨークにも時々来るよ。僕の自慢の友達なんだ! とても尊敬している。僕がよぼよぼの老人になってもずっと友達でいたいし、ツエをついて会いにいくだろうよ。彼女は天才だよ”なんて、いっつも君の話を彼から聞いていたんだよ。だから、やっと君に会えて嬉しいよ!」と、会って早々、意気投合してしまいました。友達の輪ですね! サルは、霊体が観たことがないくらい、とても透明で澄んだ、美しい方です。エンジェルみたいです。彼から出る音色も、とても美しいものです。彼はなんと、ボサノヴァの巨匠、スタン・ゲッツとも共演しているし、誰でも知っている巨匠のマイルス・デイヴィスとも共演&録音に参加しています。ひえええええー。こんな彼のような一流のジャズマンに参加していただけて、信じられないし、光栄です。 「サル・ジョルジアンニ (アルトサックス、フルート) 18歳の時にEllenville Jazz Ensembleのソリストとして参加し、82年にモントルー・ジャズ・フェスティバル(スイス)に出演。20歳で、マイアミビーチで、Stan Getz と共演。その後、ニューヨークにてLarry Coryell, Albert Dailey, Buster Williams, Billy Hart達と共演し始めた。その後もジャズの巨匠たちと共演、録音。Miles Davis, George Gruntz, Arturo Sandoval, Elvin Jones, The Gil Evans Orchestra, The Bobby Watson Big Bandなど。1991年モントルー・ジャズ・フェスティバルにて、Miles DavisとQuincy Jones と共演&録音、その時のライブ盤は、グラミー賞を受賞した。"Miles Davis And Quincy Jones : Live At Montreux".」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月29日 02時06分05秒
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