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2007年12月16日
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カテゴリ:芸術活動について
2006年10月11日発行号 公開

ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.80 06/10/11
 (水) 発行

 皆様、こんにちは。お元気ですか? 私は、超長期の一時帰国から、ようやくニューヨークに帰ってきました。仕事と商談のための帰国だったので1ヵ月半かかって、すごく忙しくしていました。4年前までフルタイムでスペインの美術学校に通っていて留学生をしていたので、そのあとやっと(笑)ニューヨークで社会人になってから4年が経ち、ようやくアーティスト活動が軌道に乗ってきたところです。つい4年前までずっと学生だった頃は、あまり働いていなくて勉強に集中させていただいていました。学生の時は勉強が仕事なので、労働には時間を避けませんね。今もニューヨークでジュエリーを2年半ほど勉強中なので、半学生生活を続けながら、アーティストとしての仕事を少しずつ広げてきています。

 私は人生の前半をずっと学生生活に費やして長い間勉強させていただくことができたので、アーティストとしての土台となる教養を身に付けることが出来て、ありがたく思っています。勉強する機会を長く長く与えていただいたことを、神様に大変感謝しています。

 私の守護霊からのご指導で、

「勉強期間は長ければ長いほうが良いのです。あなたはもっともっと勉強しなければだめです!まだまだ足りません。勉強を続けなさい!」

と、すさまじく厳しいお導きがずっと続いていました。そのうえ、

「美術や音楽、人文だけの分野では偏るので足りない! あなたは経済学を勉強しなければダメです! 人文系の人間になってはいけません! スペイン語も極めなさい!」、

「“子育て”は“子育てられ”という魂の修行ですから、今はあなたは子育てはしなくていいから、とにかく土台作りの勉強を先に優先してやっておかなくてはダメです」

とまで、厳しい厳しい霊界からのお導きが続きました。それから私は逃れられませんでした。

 霊界の先生方は、ほんとに厳しかったです。でもそのお陰で、アーティストでは珍しく、経済・社会や法律の情報にもアレルギーを持たずに理解して駆使する土台が出来たので、お陰さまで幅の広い人間になりました。

 私は、実は1年間に3回くらい40度くらいの知恵熱を出して倒れて寝込むほど、脳みそのあらゆる分野をフル回転させられた人生が、超長期間続きました。脳って、使いすぎると熱が出るのです。学生期間が終わった今はもう知恵熱を出すことはなくなりました。生まれ持った私の宿命なので仕方がなかったですね。

 人生の前半で霊界からのご指導に素直に従って私のお役目を果たさせていただくことに専念して、私が長く勉強を続けた分野は、「美術」、「音楽」、「執筆業」の3つの分野です。

 それ以外の土台は、「クラシックバレエ」、「経済学」(経済学部出身)、「スペイン語」(最上級レベルディプロマ(=教師資格)取得)です。経済学とスペイン語などの視野の広い私のバックボーンから、スペインに住んでいるうちに自然に気が付いてマスターした「比較文化」もそうです。

 霊界からの、
「もっと勉強しなさい!」
「ニューヨークに引っ越す前にスペインに留学しなさい! ニューヨークに直接行くだけでは足りません! あなたはメッセージを発信する人間として、ヨーロッパ大陸での見聞がなければダメです!」、
「勉強が足りないと来世でお役目をやり直さなくてはならなくなりますよ!」
というご指導が、やっと4年前に一段落して、次の段階に入りました。スペインからニューヨークに引っ越してきて4年経って生活が落ち着いて、ようやく、今まで吸収してきたものをシェアするために外に出す時期に入ってきました。

 今から思うと、自分で客観的に冷静に見ても、一人の人間が、これだけ様々な専門分野を身に付けて兼ね備えているということは、メッセージを発信する側の作家として、何事にも変えがたい財産で、なくてはならないものです。

 それぞれの分野が、ちょっとかじっただけのものではなく、専門分野としてどっぷり勉強して全てその道のプロとして生業にしていくレベルまで到達させられました。全部の分野を、霊界の先生方は、中途半端なレベルまででは私を許してくれませんでした。

「ちょっとだけの勉強ではダメです!あなたはそれぞれの分野をプロの域まで勉強して到達しなければなりません。その能力がなければ、あなたのお役目を果たすことが出来ません。」

と、お導きが続きました。

 霊界が言っている通り、良く考えると、文章を書く職業の人間は、人文の分野だけではなく美術や音楽など芸術と、「経済」や「法律」の知識を兼ね備えていた方が、それだけ深い普遍的なメッセージを発信できる可能性が高くなると思います。

 もしも芸術が分からなかったり、経済や法律に疎かったりしたら、出てくる文章が非常に偏った狭い視野のものになってしまっていただろうと気が付きました。狭い視野だと普遍的な文章(時間に淘汰されて残っていく文章)は決して書くことができません。

 確かに、霊界の先生方のお導きは、理にかなっていたのだなと気が付いて納得してきた今日この頃です。霊界の、三つ巴分野作戦だったのでしょうね。霊界の非常に高次の次元からのご指導だったので、それはとても厳しいものでつらかったですが、私は熱を出しても音を上げず、なんとか土台作りをやり遂げることが出来た様子です。

 長く勉強をし続けた今後は、これまで長く積み上げてきた教養の土台を、日本の読者の皆様に本という形で出版して、作家として活動を続けて社会に還元させていただきたいと考えています。霊界からのご指導で人の何倍も身に付けた教養から派生する、新しい視点や世界観をシェアして、社会に還元することが、社会に対する恩返しだと思っています。再び2冊目以降の私の著作を日本で出版していくことになったということは、霊界からの、
「そろそろメッセージを発信していきなさい」
というお導きだと解釈しています。もしメッセージを発信する必要がなければ、出版できないはずですから。

 絵画も本業なので、今後、私は、絵本という形でも作品を作っていきたいと温めています。

 世界の名作の絵本に、「葉っぱのフレディー」がありますが、これは、
「生きるとはどういうことか、死ぬとはどういうことか」
という作者の哲学が込められています。最近人から奨めていただきましたが、素晴らしい内容の普遍的な絵本です。時間に淘汰されて歴史に残っていく名作です。

 作者は、レオ・バスカーリアという人で、彼は一生にたった1冊だけ、この絵本しか作っていません。彼はなんと、絵本作家という職業ではなく、哲学者だったのです。アメリカの著名な哲学者です。彼は、哲学を深く勉強したお陰で、その教養から派生した深いメッセージを、絵本という形にしたため、普遍的な名作が生まれたのです。絵本作家という職業でたくさんの作品を作っていく方法よりも、哲学者として生きて、たった1冊の絵本で名作を残したのです。普遍的な作品を残すためには、身に付けた教養と内容の方が大事なのです。普遍的な価値のない作品は、時間に淘汰されて、忘却の海に沈められていくものです。

 これによって、私は、再び、人の「職業」について、考えさせられました。

「“絵本作家”とか職業をカテゴライズして内容の薄い本をたくさん作る人よりも、深い教養を身に付けてメッセージを厳選して発信して、1冊だけでも普遍的な作品を残す人のほうが、私には尊敬できるな。生み出す作品の数の多さではなく、質のほうが大切だ。数を作っていればいいってものじゃない」
と、つくづく思いました。

 「絵本作家でないと絵本を発売したらだめだ」とか、
「画家でなければ絵を描いて売ったらダメだ」とか、
「音楽家でなければ音楽を発売したらダメだ」とか、
「ジャーナリストじゃなければ情報を発信してお金を得たらダメだ」とか、
人間界の世の中では、
「職業を1つに絞ってカテゴライズして生きなければ生きていきにくい」
という暗黙の呪縛がまかり通っています。

 「1つの職業を貫く」ということは、「他の教養を身に付ける可能性を除外する」こととほとんど等しいので、どうしても視野が狭くなってしまうというマイナス面も併せ持っています。絵本で例えると、視野が狭い作家からは、「葉っぱのフレディー」のような普遍的メッセージをたたえた名作は生まれてくることは不可能です。同じく視野の狭いジャーナリストからは、視野の狭いメッセージしか生まれてきません。

 生き方とは、その人それぞれの人生観や好みの問題ですが、私は、このレオ・バスカーリアのように、教養の土台を深めて、できるだけいい作品を世の中に発表して、普遍的な作品を作る努力をしていく生き方が好きです。彼のお陰で、自分の生き方についても、ゆるぎなく確信を持って選ぶことができました。私はこれからも、自分のことを音楽家とか作家とか画家とかカテゴライズせずに、それぞれの作品の数は厳選して少なくていいので、いい音楽、いい絵画、いい本だけを作って公に発信していきたいと、改めて決心した今日この頃です。






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最終更新日  2007年12月16日 12時34分07秒
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