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カテゴリ:不幸の予防方法
ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.102 07/07/04(水) 発行
緊急号です。 ところで、昨日書いた、「男学」について、男といえば、ブルームバーグ氏についてちょこっと付け足します。 私も、男として尊敬するニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は、なんと、「年収1ドル」しかもらっていないのです。すごすぎます。彼自身が、そのように法律を変えてしまったそうです。 きっと若いときは事業をやっていてアグレッシブだったかもしれないけれど、残りの人生を、人々のために、本当に社会のためになるように尽くしたいという志が感じられますよね。 公共のために奉仕してくれています。彼は、億万長者なのですが、寄付の額は半端ではないですし、どことも利害関係なく政策を提案して実行していこうとしています。 彼は、自分の人生設計のとおりに、市長を辞めた後は、全面的に慈善事業に徹すると決めているそうです。 彼の演説の声が、響きが素晴らしいです。 声には、その人の波動がダイレクトに表れます。 ある日、数年前に、私はテレビで彼の演説を聞いて、素晴らしいなあと思いました。 彼がサウスブロンクスの荒れた高校に行って、直に、不良の生徒たちに向かって、こんこんと演説していたところが映りました。 (サウスブロンクスは、ブレイクダンス、ヒップホップの発祥の地で、一昔前は全米一危険な地域と言われていたところです。) 「私の父は実業家でした。でも私が高校生の頃、父親の事業が失敗して、一家はすごく貧しく転落してしまったのです。 それで、私は、“大学に行って勉強して、仕事を成功させるぞ”と決意して、頑張ったのです。 私はあまり頭が良いほうではなかったのです。姉がいますが、いつも子供の頃から姉は優等生でしたが、私は姉にはかなわなかったです。姉はとても優秀でした。 でも、私でも努力して勉強したからこそ、仕事で成功することが出来たのです。 学校での勉強はとても大切なことで、将来、皆さんのかけがえのない財産になって、将来の貴方達を助けてくれます。 だから皆さんも、コツコツと自分の将来に向かって、頑張って勉強を続けてください」 というように高校生に言い聞かせていました。 ブラックやラテン系の、高校生たちが、シーンとして聞き入っていました。 私も聞いていて、 “これは本当に、生徒のためを思って話してくれているなあ。すごいなあ、すばらしいなあ”と思いました。 そのときは偶然、友人と2人でテレビを見ていましたが、その友人も感心していて、それ以来、ブルームバーグの大ファンになっています。 それから今では、それが功を奏したのでしょう、ニューヨークでサウスブロンクスなども含めて、全体に進学率や卒業率が上がって、すごく教育が改善されました。 私は女性として、このように、 「男性達に、男として強くあってほしい」 と期待しているのです。 そして男として、女性や子供達を守って、引っ張っていってあげてほしいです。 そのためには、「知恵」が必要で、その中で特に大事なものが「法律と経済」で、この2つがみんな(人々や社会)を引っ張っていくのに不可欠なことなのです。 今後も、愛情を込めて、男性達の尻をたたいていきたいと思います。 そして、まだ未婚の若い女性たちにも、経済の視点を持って周りに惑わされず、(周りにいちいち反応してしまって振り回されないように)、スイスイと幸せに生きていってほしいと願っています。女性は、しなくてもいい苦労はわざわざしないでいいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月08日 19時46分26秒
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