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カテゴリ:ジュエリー
前回続きです☆
毎年ももの節句が巡ってくると、まだ小さな子供の頃にバレエスクールで「ひな祭り 」という作品で私がおだいり様の役をやったことを思い出すことについてです。 小学校1年生の時と、2年生になって発表会のときと2回だったかな~と思います。宝塚歌劇場バウホールでの発表会(毎年1回)のときは、「ひな祭り」は2年生だったように記憶しています。
このような、幼少時からの長年のバレエ経験が、将来ずっと後になって、私が「チャコット」のニューヨーク特派員になったことにつながっているのですよね。ニューヨークのバレエとダンスの取材をする仕事です。
子供の頃から長年続けたお陰で、今の私がある、ということを体感しました。 当時バレエを習っていた頃は、将来ニューヨーク特派員になろうと思ってやっていたわけはないですが。結果的に宝塚でバレエを長い間学んでいた経験のお陰だったのです。
「千里の道も一歩から」という言葉を思い出しました。
もしも私がバレエを学んでいなかったとしたら、チャコットのニューヨーク特派員にはなれなかったですからね。 学んでいなかったらありえなかった人生でした。
「チャコット 」は日本で一番大きなバレエ・ダンス関連のバレエ用品・シューズ・レオタードや衣装の会社で、ダンススタジオも経営しています。(現在はオンワード樫山グループの一部です。)大企業です。
チャコットで働いている女性はみんな、バレエやダンスを子供の頃からずっと習っていた方々ばかりだそうですよ~!会社にお伺いした時にそんな話を聞きました。
「私は子供の頃からずっとバレエを習っていたので、その当時からレッスン着は全てチャコットのものを使っていたのです。レオタードもシューズもタイツも全部です。だから今、特派員になったことも結局、子供の頃からチャコットにご縁があったのですね~。」などと私がチャコットの本社で話をしていたら、 「そうですね、バレエのご縁ですね~。うちの会社は女性は皆さん、バレエかダンスを習ってきた方々ばかりなのですよ。」 とおっしゃっていましたよ。
バレエ用品の会社ですものね、そういう女性を採用するのですね。 そりゃそうですよね、バレエをやったことがなかったら、バレエ用品とかについて全く分からないですものね。
そして、チャコットで働いている女性は皆さん、結婚・出産した後も家庭と両立して長くお勤めなさっているのですよ!辞めないですね~。女性が働きやすい職場なのでしょうね。
・・・人間関係だけでなく、働く会社にも「ご縁」という目に見えない糸があるのだな~と感じました。
私が通っていたご近所のバレエの先生(四条秀子先生)は日本で有名な方だったので、このバレエスクールは地元(というか関西)では有名で大きなスクールでした。
このバウホールでのスクール発表会も毎年あったのですが、3部構成で本格的な超大作もやっていましたよ。第一部が小品集で、「ひな祭り」とか、クラスごとに作品が上演されてました。第2部と3部は休憩をはさんで「宝塚歌劇団」みたいなミュージカル仕立ての長編バレエ作品になっていました。
全員が何回も衣装を着替えて、出ずっぱりでしたよ。
そして毎年発表会の数ヶ月前から稽古の時には、本当に現役の「宝塚歌劇団」の声楽の先生(女性)がクラスにやってきて、発声練習とか声楽指導もしてました。
本番直前になってくると、本当に現役の「宝塚歌劇団」の男性の演出家の先生がスクールの授業時に来て、私達に演出してくださっていましたよ。
名だたる有名な、宝塚歌劇団の演出家の先生がついてレッスンするので、かなり本格的なバレエスクールでした。
男性の演出家の先生でいつも来てくださっていた方のお名前を書いていいのかどうか分かりかねますので書くのは控えますが、とてもお上品な雰囲気の方でした。さすが、そこらへんの電車や地下鉄の中ではあまり見かけないような、ハイソな感じのステキな男性でした。
「へえ~、こんなおハイソな男性の方が、世の中にいるんだな~、なんか違うな~」と、子供ながらにカルチャーショックを受けていたことを思い出します。 スクールの父兄の方々、お父様達も、なんかみんなハイソな雰囲気の方々ばかりでしたよ。 ・・・子供のころからそういう数々の一流男性方の記憶があるので、私はそのせいで品性が低いモラハラおやじが苦手なのですよ。
もしも子供時代からモラハラおやじに囲まれて育ったなら、それが普通と感じるのでしょうね。 幼児体験って後々まで影響が大きいですよね。
芸は身を助くって言いますが、芸のお陰で接触した男性の種類がハイソの権化ばかりだったという経験も、私を助けていたのだなと気が付きました。
主宰していたバレエの先生が、宝塚歌劇団のバレエの先生でもあったからでしょうね。その人脈ででしょう。
私の人生で、東京でも、当時のあの宝塚の演出家の男性の方のようなお上品な雰囲気の方に、未だにすれ違ったこともお会いしたことも無いです。 「あの演出家の先生が、特別だったのだな~」と、今になって気が付きました。
さて、私のジュエリー最新作です☆
オーダーメイドの指輪です。
スターサファイア (セイロン産) 8.49ct. ダイヤモンドVVS 8粒(パヴェセッティング) 合計0.19ct.
これは超巨大なスターサファイアです。めったに見ない大きさです。
しかも、6条のスターがくっきりと出ます。 グレーイッシュ・パープルのような色です。
パワフルです。
この指輪は年配の女性がオーダーくださったので、こんな迫力のある作品になりました。 年配の方でも普段、お上品な感じで身につけられるようにお作りしました。
・・・結局、このシンプルなデザインが好きです☆
この宝石は丸くて大きかったので、セッティングの時にすべってしまって金属が足りなくなり、またホワイトゴールドを継ぎ足して幅を広げて修理しましたよ。 思っていた以上に金属の幅が必要でした。 なかなか、難しいものです。
そして真ん中の宝石のセッティングも私が自分でやりました。なんとか仕上げることが出来ました。
とても満足している作品です☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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