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ニューヨーク同時多発テロの911の、10周年でした。
10年過ぎたのですね。 時間が過ぎ行くのは早いものですね。 当時は、こんなひどいテロが起こるなんて! なんてひどいことをする人たちがいるんだろう! と憤る気持ちが強かったです。 理不尽で、納得できませんでした。 でも10年過ぎて、二度とこのような事件を繰り返してはならないという思いはみんな強くなったと思います。 同時に、テロを起こした直接の原因となった人々や組織に対する憎悪・恨み・許せないという気持ちはだんだんに弱まり、風化していっているような気がします。 時が感情を洗い流してくれるのでしょうね。 いつまでも恨んでいても仕方ないですものね。許せないという憎悪の気持ちのまま人々が毎日を過ごすのは、本人にとってもつらくて良くないと思うのです。 テロを起こした人たちは悪いですが、その原因となったのは誰?何?というのをたどっていけばきっと、どちらも悪いということになりそうですし。 原因があって結果があると思います。 でも本当に、二度とこのような過ち、事件が起こってほしくないです。 ニューヨークではこの日、10周年ということで手厚い追悼式が行われました。 テレビでの中継を見ました。 オバマ大統領もブルームバーグ市長も参加していました。 追悼式は朝8時40分からでした。 それから5時間近くも行われたとのことです。 途中までは見ることができました。 3000名近くの犠牲者の遺族たちが順番に、犠牲者の名前をメッセージを一言読み上げていきました。 これは長時間にわたりました。 当時、銀行員だった父親を911で亡くした日本人の息子さんが、父親の名前とメッセージを読み上げ、最後に、 「今こそ、がんばろう日本!」 と最後に付け加えたのがとても印象的でした。 まだ13歳なのに! 素晴らしいっ!!! この息子さんはしっかりしていらっしゃいますね。立派に育っていらっしゃるな~と思いました。 お父様を亡くされたのは3歳のときだったのですね。 天国のお父様もいつも見守り、成長を喜んでいらっしゃることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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