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カテゴリ:読者のお便り
いただいたお便りの一部分を紹介します。ありがとうございます☆
そういう問題がいくつかあっても、人々は毎日の仕事や生活があるからそれに時間とエネルギーを割くため、知らない間に問題にフタをしたまま、抑圧して過ごすことが多いものだろうと思います。 それが、最近のように大きな問題(311、福島原発が爆発事故、放射能汚染、など)が起こり、命にかかわるような極限状態に置かれると、今までフタをしてきた自分の問題点をもう一度考え直すきっかけになるのでしょう。 災害が、生き別れの「縁結び直し」のようなきっかけになる、プラスの面もあるといいですね。仲直りする肉親が増えるといいな~と思います☆ 「・・・横浜の読者の方々からあのようなお便りがいくつかあるというのは、本当に何かあるのかもしれませんね。 ・・・ 実は私は父親に幼少期から虐待に近い暴力をずっと受けていて、両親に対して一切心を閉ざし、全く両親と連絡を取らなくなりました。 何年も一人暮らしをしてから家族とともに父親と会った時、自立してからも暴力を振るわれた事も悲しかったし、もの凄い悔しかったのですが、一番ショックな事はこの場に及んでも母が暴力を止める事が出来なかったことです。 両親はXXXと横浜に家を持っていて住んでおりました。 その後、両親が2010年12月に横浜からXXXへ引っ越した事がわかりました。311の大震災前に家を売って引き払ったのです。 父は宗教やスピリチュアルな事は大嫌いなのですが、カンがいいところがあるし、きっと彼の守護霊に導かれたのかもしれませんね。 311大震災とシンクロしていて、うーんと唸ってしまいました。 両親の事は本当にトラウマで、長らくフタをして感じないようにしていました。 父親はキレるとコントロール付かずに女の子だろうが顔や体が腫れ上がれようが、鼻血が出ようがボコボコにしてしまうし、 母親はそんな父親に怖くて私への暴力を止める事をしなかったので、私はそんな母に対しても理解が出来ず、確執がありました。 しかし、母もまた父に暴力を振るわれており、被害者でした。 幼少期の頃、母が殴られているのを見てかわいそう!と思って必死に父に「ママを叩かないで!」と止めにかかったら、 「お前は黙ってろ!」と殴り飛ばされてしまい、ただ暴力が収まりますように!と震えるしか出来ませんでした。 中学になって、自我が強烈に目覚め始めた頃、本当に父親の暴力や態度が嫌になり、よく母に「あんな父親いらないから離婚してよ!」と 言っていました。 母は「離婚したら、あなたが一番困るのよ」と言っていました。 母は父に対しては本当に我慢強いというか、私からすると父は絶対的な存在でした。 リンゴは誰が見ても赤ですが(赤以外もありますが、笑)、父が黒だと言えば、母は黒と言う人でした。 私には、全く理解出来ない事でした。 とにかく、もう家族とは縁切りしようと覚悟しました。 しかし、どんなに憎んでも血が繋がっているし、家族の事は常にひっかかっていました。 とは言え、私が連絡を取れば、同じ繰り返しになるし、父の親戚中からもボロクソ言われるのは目に見えており、そんな事は絶対したくない!と頑なに思い続けていました。 しかし、カルマの事を考えると何かしらの因縁があって、今生家族という形で生まれてきたのだから、避け続けていてはカルマの解消にならないのではないかとも思っておりました。 とは言え、キレるとコントロールが効かなくなる父とその言いなりになっている母とは、どうしても重い扉を開けられないでおります。 このままどちらか亡くなったらどうしようと思った事もありましたが、それも運命だと思っている自分がいます。 私の家族に対しての確執は相当ガンコなものなので、そうやって思っても、すぐに「いや絶対ムリ!」となってしまいます。 私のプライベートな話題を書いてしまい、申し訳ございません。 相談とか、依存するという姿勢ではなく、シンクロしていたのでお便りしてしまいました。」 (以下、ブルーシャ記す) これは、大変な思いをなさってきたことを、お察しします。よく弱音をはかずに、自立して仕事をしてお金を稼いで生きて、がんばってこられましたね。 一歩間違ったら、もしも精神が弱い方だったなら、そういう親の暴力がトラウマになって、うつ病になってしまったり、ひきこもりや社会不適応になってしまったかもしれないですものね。 こんな状況で、よく自分の意思を強く保って、自立して生きていらっしゃったな~と感心させられました。 このお客様は、精神的にとても強いのですね。または、もともとは他の人々と同じようなものだったとしても、長年の試練に鍛えられて、強くなっていったのかもしれませんね。 こんな大変な経験をなさってきたことは、それがかえってこの方を強く鍛えて、もう今後はどこの国でも強く生きていけるくらいの精神力はついていることでしょう。 そして私の本とブログの読者の方でもあるので、こんな霊的な内容(宇宙の真実はキツい面があるから、弱弱しい人が知ると落ち込む可能性もあります)を読んでこられたということは、それだけでも精神的に強いということだと思います。 霊的な法則、宇宙の法則を知ろうという意欲があるのも、そういう試練を経てこられたからなのでしょうね。こういうカルマの法則については普通は、フタをして過ごしている人々がほとんどだと思います。 この方は、親から離れて、ご実家から独立なさって別のところで長く暮らしていらっしゃるので、これが一番良い解決方法だったと確信しています。 実家から離れるほうが、お互いに冷静に今までのことを見れるし、親からの悪影響を取り除けます。 離れて考えると、親の未熟さや可哀想なところも見えてきますから。親を反面教師として学べるのです。 そうすると、「親は可哀想だな~」と思うようになって、自然に許すことが出来るようになると思います。 ちなみに、暴力を振るう男性は、口下手で、上手く口で説明できないから、手がでてしまうらしいです。 (アメリカでは、黒人男性が奥様に暴力をふるうケースが多いそうです。スペインも暴力夫が多いです。) 私も早くから実家を出て独立していたお陰で、親からの影響を外して全部自分で考えなおすことができたのです。 これは他の何にも替えられない貴重な機会だったと、ふりかえると分かります。 親と一緒に住んでいると、影響を受けるので、どうしても自分は親のコピー品になってしまいがちです。洗脳されてしまうのですよね。→うちの場合は、「伝統の奴隷」の女(笑)。 私はきっと、親から離れて独立しなかったとすれば、サラブレッドとお見合いでもさせられて、「良いお嫁さん」に仕立てられていただろうな~”みんなこんなものだろう”と好きでもない男性と結婚してるだろうな~と思います(笑)。(←洗脳ですね。ああ、恐ろしい~。) 実家とは離れているほうが、無用な問題も衝突も起こらないし、お互いに無難にやっていけると思います。 あと、ご両親がそれでも離婚しないでやってきたからこそ、この方は今でも守られていて運が良いのですよ。 現実に、ご両親も大震災の直前に横浜の家を売却済みで西へお引越しなさっていたことは、ご両親が離婚しないで歩み寄る努力を続けてこられたから、魂の宿題を途中で放り出さずにがんばってこられたからでしょう。ご先祖様達からのお導きがあったのでしょうね。 もしも、ご両親が離婚していたら、そのカルマの分量によって、運が悪い方向へ向かっていたことでしょう。横浜の家は売っていなくてまだ住んでいたかもしれません。 そのくらい、離婚前、離婚後で、守護霊やご先祖様の霊統は変わってしまいます。そうなるとお導きも減るし、運も弱くなります。特に子供にはてきめんに現れます。 一人暮らしはお金がかかりますから、本当にこの方は女の細腕でよくやっていらっしゃったと思います。私もやリとげた経験があるから、その大変さはよく分かるのです。 でも、両親の影響を外して自分で考えて決めることができるようになるには、一緒に生活していたら洗脳されるから無理です。 両親のおかしな面に、気付きさえしないだろうと思います。きっと当たり前、普通だと思っているのではないかな~? 離れて住んで、離れた地点からよく考えて観察する経験は、お金では替えられない大事な機会ですヨ。 ですから、それでよかったと思います。 きっと、ずっと一緒にご両親と暮らしていたら、ご両親からの悪い影響を受けたままで外せていないでしょう。 親の問題点をよく分かった時点、それを可哀想なのだなと分かって許せた時点で、そのトラウマと、親とのカルマは、解消されます。 この方が、ご実家へ帰って一緒に住みたくないお気持ちもよく分かります。 私がこの方だったとしても、やはり、暴力父とは一緒に住まずに、離れたところに住むか、または海外へ思い切って引っ越すだろうと思います。 そして、離れたところからときどき連絡をとって、ときどき顔を見せに帰ればいいと思います。 ご両親と音信不通になっていて、会いたくないというお気持ちはよく分かります。無理ないです。 でも、親よりも子供のほうが霊的に進化した魂が生まれるので、子供のこの方のほうが親よりも成熟しているのは当たり前なのです。 親の未熟だった点、問題点をよく観察して許せる時点まで、離れて暮らしているほうがいいと思います。 暴力父親と結婚しているお母様も、彼と同じくらいの霊的進化段階で、同じ位の量の問題を抱えている魂ということなのです。 ですから、一見、お母様は暴力をふるっていないのだから問題ないと見えるかもしれませんが、彼女も父親と同じような問題を抱えていて、宇宙からの宿題をたくさん抱えている魂なのです。 彼らは彼らなりに、この方(子供)が目の前にいない時には、問題を抱えたり歩み寄ったり悩んだり、いろいろして生きていると思います。 彼らのことは、心配しなくていいと思います。 それよりも、この方自身の人生のこと、避難とか引越しするかどうかとか、今はご自分の人生に向き合って、無事に生きていくことのほうが、かえって親孝行になりますよ。 親は、自分達が死んだ後でも子供が自立して幸せに無事に生きていってくれることが、一番嬉しいことだと思うのです。 親が年を取ってきて元気がなくなってきた頃には、もう父親には暴力をふるう元気さえ残っていないかもしれないですから、自然に丸く収まるようになるのではないかと思います。 ご両親がご健在の時期は、彼らの人生のことは彼らに任せておいて大丈夫です。子供は忙しくてなかなか連絡できなくても大丈夫なのです。子供がどこかで元気でやっていてくれればそれで十分なのです。 でも親が病気で倒れた時や、ご両親のうち片方が亡くなった後、親が一人ぼっちになってしまった後には、ときどき連絡してあげたい気持ちに自然になっていることでしょう。 きっと、時が解決してくれると思います。 それまでは、まず、この方が自分の人生について模索して、トラウマを見つめて解消して、自立して生きていくことに集中させてもらうのが一番良いと、私は思います。 そういう生き方は一見、勝手に見える方もいることでしょうけれど、これは若者の特権です。抑圧しないほうが良いです。やりたいことは思い切りやり、行きたいところには行って、もしも避難したいとか引っ越したいとか、海外移住したい場合は、チャレンジだってして良いと思います。 人生を模索していい時期は、両親が健在な、若いうちです。 応援しています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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