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カテゴリ:不幸の予防方法
最近、ニューヨークで、トーマス・ピケッティという経済学者の本があちこちで話題になっています。(トーマス・ピケティ?)
パリ・スクール・オブ・エコノミクスのトマ・ピケッティ(Thomas Piketty)教授が発表した書籍「21世紀の資本論」(Capital in the Twenty-First Century)。 フランス語読みでは、トマ・ピケティ。 これは大問題作で、全米各地の脳天に衝撃を加えています! すごい衝撃です。 「経済的不平等の専門家」で、過去300年分(!)のデータを検証して、歴史的な観点から「格差拡大」「不平等」について鋭い分析をしていらっしゃいます。すごい根性、気合がありますね! 「格差問題の言及者」なのです。 つまり、「どんどん格差が拡大していく一方の、この資本主義社会の問題点」ということを、どこがどうなってるのか、なぜ格差が拡大していくのか、原因は?、などということを鋭く論理的に分析して、世間に突きつけたのです! このような、なぜどこがどうなっているところが問題点なのかという分析と証拠があってはじめて、今後は機会均等にして富を再分配していくためにはどうすればいいのか対策を打ち立てることができて、解決していくことができるようになるので、こういう分析は大事なことなのです。 これこそ、私の大事にしている「不幸の予防方法」の一つですよ。有益な情報を「知る」ということは、人生の選択のためにも大事なことなのです。 読みたいっっっっ! ・・・しかし今はまだ日本語版が出てないのです。英語版しかないな~。・・・しかし、ニューヨークの書店ではあちこちで売り切れ状態なので、手に入れにくいのです。 これはすごいっ! おそるべし天才の経済学者が出てきたものですね。 直観で、ケインズ以来の逸材ですね~!と思いました。 私も(某国立)大学がケインズ派の経済学部だったのでケインジアンなのですが、でもこのピケティに興味津々ですよ~。 ピケティは、将来、経済学の教科書に名前が載る方となりますね! 歴史に名を残す経済学者に違いありません! ・・・ちょうど今現在、経済学部に在籍中の学生達は、もしかしてもう授業にこの話題がでてきているかもしれませんね。リアルタイムでとっても楽しいでしょうね~。 私達も読者の皆様も、リアルタイムで、歴史的な経済学者の説に触れることができるので、素晴らしいタイミングに居合わせていますね! きっともうじき、時期がずれて日本語版も出版されることでしょう。そのときは、ピケティの名が、日本中を席巻しますっ! あ~、久しぶりにコーフンして激しい胸騒ぎだったわ~。 現代でとても頭の切れる鋭い経済学者のポール・クルーグマンもピケティを大絶賛しています! この衝撃の現象を、「ピケティ・パニック」と呼んでいるそうです。 (← つい最近、昼過ぎ頃に、NYのマンハッタン中心部の日本食スーパーマーケットで、ポール・クルーグマンらしき人がお買い物なさっているのを見かけましたよ。きっとクルーグマンです。日本食とか日本文化がお好きなのかな~?) リンクを2つ。 「“不平等の統一場理論”に世界が揺れている!この時に出るべくして出た書籍「21世紀の資本論」」 http://social-design-net.com/archives/14144 「仏経済学者の格差論、アマゾン売れ筋ランキングの1位に」 http://www.afpbb.com/articles/-/3013396 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月23日 12時56分46秒
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