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カテゴリ:不幸の予防方法
さて、お便りにコメント続きです☆
私の経験を参考にしてくださり、お役に立ててよかったです。 嬉しいです。 ありがとうございます。 >「ブラジルに来る前・来てから学んだのですが(こちらはホールドアップが日常茶飯事です。街のどこで起きるか予想できません)、「悪い人から身を守る方法」としては、そういう場所に近づかないこと、そして「ターゲットにならないこと」だそうです。 >「ターゲットにならない」、というところ、ブルーシャさんの「不幸の予防方法」と共通する部分があるなぁと思いました。」」 (以下、ブルーシャ記す) 海外でホールドアップや変質者のターゲットにならないように気を付けることは大事ですね~。特に日本人女性は海外では非常に男性達からモテすぎるので、困るくらいですよね。日本人女性は東南アジアの他、ヨーロッパ、アメリカ、南米でも男性からすごくモテるため、時には身の危険も隣り合わせですから、日頃からお気を付け下さい。逆に言うと、日本人女性で婚活したい方は、国際結婚でよければ、ポ~ンと単身でヨーロッパに引っ越すと男性達がたくさん寄ってくるから、お相手を見つけやすい幅が広がるかもしれませんね。 「男性達からの甘いささやき(口説き文句)に乗らない」とか目に見える行動でしたら、普段から海外で気を付けやすいことですが。 「ターゲットにならない」ためには、目に見えない部分で気を付けるべきことのほうが多いのです。 「警戒オーラを出す」「周囲を見回す」ということは多少は効果があるかもしれませんが、それでは足りないのです。 気は周囲に出ているものなので、海外では特に、普段から自分の周囲360度全方向に注意を向けて気を抜かずに警戒しながら生活することは大事です。自分の背後、後ろまで気をつけておくと良いです。 ホールドアップとか狙われる時は、自分の背後や横など、自分との距離を3m以内に近づけられると負けなのです。そういう殺気立った怪しい相手と自分を3m以上離し続けておくことに気を付け、3m以内へとどんどん近寄られたら、走ってでも3m以上は距離を離して近寄らせないように気を付けると良いです。だいたい、ダッシュして襲おうとしてきても絶対に3m以上離し続けておくと、無理ですよ。 あと、アメリカ全体、ニューヨークは拳銃を持っている人が多いので、地下鉄や道端でおかしな言動をしている人や間違った行動をしている人がいても、ニューヨーカーは絶対にそっとしておくし絶対に注意をしたり叱ったりしないですよ。 例えば、地下鉄の車両で、誰かをののしったり傷つけたり困らせたりおかしな行動をしている人がいても、ニューヨーカーは知らん振りをしてそっとしておいていますね。これもこちらへ来てからビックリしたことの1つです。 日本だと、そういう間違った行動をしている人がいて誰かが迷惑になってたり困っていると、その間違っている人へ「おい、やめておけよ、そんなこと」みたいな感じで注意したり叱ったりして、「正義の味方」みたいな行動をする人がけっこう出てくる風土だと思うのです。でも、そういう正義の味方ぶる行動は日本国内のことでとどめておくほうが身のためですよ。アメリカ、ニューヨークは拳銃を持っている人が多いので、そんなふうに日本と同じ行動をこちらで取ると、相手が頭がおかしな人で拳銃を持っていると、すぐにバ~ンとやられる危険性があるからニューヨーカーは相手に絶対に注意しないでそっとしておくのですよ。それを、こちらに来てから知りました。頭のおかしな人を逆上させないように、なるべく穏便にしておくように、相手の間違いを訂正しようとしないでそっとしておき、起こりえる問題を最初から減らす知恵が発達しています。 頭のおかしな人に何かを言っても無駄、徒労に終わるからだそうです。それどころか拳銃を持っていたらおしまいですからね。さすが、ニューヨーカーは「不幸の予防方法」に慣れていて、賢明だな~と知りました。 頭のおかしな人に向かって、「お前はその行動は間違っているのだから、やめなさい」とか、「お前の車で迷惑行為をしていて、周りの通行の妨げになっているから、その車をどかしなさい」とか、そんな正論を言っても「お前は正しいのか~!」とかののしり返されて、暴力を振るってきたり拳銃をぶっぱなしてきたりするかもしれないから、そうならないようにそっとしておいて注意しないでおくのですよ。 もし、頭のおかしな人が注意してきた相手に逆上して暴力沙汰になって相手が命を失うところまでいってしまったとしても、精神的な問題ということで片付けられてしまいますよね。そうすると、誰にとっても損なのです。 例えば、日本で、道路で車を運転中に車同士で、誰かに絡まれたり道路上で邪魔されたりして、それを相手に指摘して注意して事件に発展したり中には魂が肉体をお脱ぎになる方も時々いますが、そういう報道を目にする度に「やはり日本らしいな~」と感じますし、ニューヨーカーにとってそういう対処は絶対に考えられないことです。ニューヨーカーはそういう状況になっても、頭のおかしな相手に向かって絶対に注意しないからです。ニューヨーカーは、頭がおかしな人や迷惑行為をしている人に対して、知らないフリをして避けて関わらないようにして、絶対に注意しないでおく習慣があるのです。これはニューヨークで生きていく知恵ですよね。 先日も、地下鉄の車両内で、頭のおかしな黒人男性が、大柄の黒人女性に向かって絡んでいて、隣に座ろうとしましたが、その女性は「私のバッグの上に座るな!」と大声で1回怒鳴りました。でも女性はその席を動かずに、涼しい顔をして前を向いて座ったままでした。女性も肝がすわっていて、絶対にひるんだりビビッたりしないし、席は移動しませんでした。 それからその明らかに頭のおかしい男性は、非常に逆上してしまい、頭の上と顔面から湯気が出ているかのように真っ赤になってキレて怒り狂い、見苦しいくらいにゆでダコみたいになって大声でののしり怒鳴り続けて、その女性の顔に向かって至近距離で罵倒し続けていました。今にも手が出て女性を殴りそうな勢いです。結構長時間、15分以上はののしり罵倒し続けていたと思います。 「こんなにキレて怒り狂う人間は、日本人ではめったに見たことないな~。よくこんなに怒り狂って大声で罵倒できるもんだよな~、人種が違うんだな~」と恐ろしい殺気を感じ、見ていて怖いくらいでした。日本人はあんなにゆでダコみたいに湯気が出てるみたいな激情は起こらないし、あんなに怒り狂って罵倒できないDNAで、もっと肉体的に穏やかな性質だと思います。 でも、私もすぐ近くに座っていて、女性を見習って自分も涼しい顔をして淡々と知らないフリをして静かにしていました。周囲には屈強そうな黒人男性達もいましたが、誰一人、その頭のおかしな男性へ注意をしないでいて、そっとしておき、何も一言も言わないで涼しい顔で静かにしていらっしゃいましたよ。 その相手の黒人女性は何を言われてもののしられても、ひどいことを言われて罵倒し続けられても、何も眼前に目に入ってないかのごとくに微動だにせず、完全にその頭のおかしな男性を目に入れていなくて、無視し続けていて、見もしないし何も言わないし、聞いてもいないし、ご自身の顔の前に近寄って罵倒され続けても完全無視で、淡々として表情をくずさずに動じませんでした。完全に、自分の中心に軸をしっかり置いていらっしゃって、静観してやり過ごしていらっしゃいましたよ。さすがニューヨーカーの黒人女性!慣れていますね。 どんだけ、15分以上ののしられ続けて罵倒し続けられて、ひどい言葉を浴びせられ続けても、完全無視で眼中に入れずに、堂々として淡々とし続けていて、動じないし席も立たないし、普段どおりにしていて黙っていらっしゃいました。一言も言い返したりしていませんでした、間違っても、その頭のおかしな男性を注意しませんでしたし、正義の味方ぶって相手をののしったりしなかったのです。 周囲の屈強そうな黒人男性達も同じく、その当事者の女性と同じような対応で、誰一人、その頭のおかしな男性のほうを見ていないフリをしていて、眼中に入れていなくて、無視し続けて淡々としていらっしゃいました。周りも皆さん、静観していらっしゃいます。 やがて、その頭のおかしな男性は、さすがに15分以上も全身の力で罵倒し続けてののしり続けてひどい侮辱する言葉を言い放ち続けていたら、だんだん本人もエネルギー切れで疲れてきて、言葉が途切れるようになってきて、しまいにはあきらめて、捨て台詞を吐いて、自ら車両から出て行きました! その頭のおかしな男性がそうやって出て行ってから、車両中の屈強そうな男性達は優しくその女性の前に行って、いろいろとなぐさめていらしゃいました!いざとなったら助けようと思ってたけど、ああいうヤツには何を言っても逆効果だから、そっと見守ってたんだよ、とか言っていらっしゃいましたね。優しい屈強な黒人男性達ですね!ニューヨークには、日本では考えられないくらい頭のおかしい狂ったくるくるパーが多いから、その行動と対応で正解です。 その当事者の黒人女性は、そのように周りの男性達からなぐさめられて声をかけてもらっている中で、ギャハハハハ~!と太陽のようにとっても明るく笑い飛ばしていらしゃいましたよ。笑い飛ばしてお終いにしていらっしゃいましたので、「強いな~!頭のおかしな人への対応が賢いな~!慣れているな~」と感心しました。 さすが世界の大都会のニューヨーカーの対応を、学ばせていただきました。私も見習おうと思いました。生の貴重な体験です。 こういう時に、日本人でよくあるような正義の味方ぶってその女性を助けようとしてみたり、火に油を注ぐように頭のおかしな男性をさらに逆上させるようなことをしてしまうのは、かえって周りのみんなを命の危険に陥らせてしまうのですよ。 海外では特に、「正義の味方ぶらない」「そっとしておく」「放っておく」「いざという時だけ手助けするように周りも静観して待機する」ということが大事です。 いろんな犯罪や、絡んできたり迷惑を被った時の対応も、「静観」「動じない」「眼中に入れない」「完全無視」が一番大事です。 目に入れない、眼中に絶対入れない、無視!これが一番効くのだと、ニューヨークで身を持って学びました。 あの黒人女性や周りの黒人男性達から、実際に目の前で学ばせていただいて、本当にありがたかったです。彼ら全員に感謝しています。ありがとう☆ この体験が、他の方にもいざという時に役に立つと、嬉しいです。皆様もご無事で、お元気で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月03日 09時20分00秒
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