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カテゴリ:友人
その後。
マリーアとは、まだメールで連絡をしています。 マリーアはあれから何日も感動でいっぱいになって号泣していて、早く私の声が聞きたいと言ってくれています。嬉しいです。 今はまだお互いに気持ちが高ぶりすぎているのでそんな極端な状況で電話したらああた、号泣でつまって話しができないかもしれないため(笑)、2人とももうちょっと気持ちが落ち着いてから、あとしばらく何日か経ってから電話してみようと思います。まずは落ち着け~。カーム・ダウン、カーム・ダウン・・・。 「この17年間、片時もあなたのことを忘れたことはなかった。 いつもあなたのことを思っていた。 ・・・・・ あなたのことをどうしても忘れられず、いつも探し続けていた。 ・・・・・ あなたはいつも親切で優しかったし素晴らしい人だったし、一体どうやってあなたのことを忘れることが出来るのでしょうか? 私はあなたを忘れることは出来ない。」 ・・・・このような感じの内容のメッセージをマリーアが送ってくれました。 ああ、魂の叫びが聞こえる~、熱い本当の魂のご縁だな~と、感動しました。 こういう魂から結びついている本当のご縁は、運命がこんがらがっても、決して切れないのだな~と分かりました。 しかも男女関係ではないし、女性同士なのに、友情を超えている状態のこういう忘れられないご縁って、あるのですね。 人生で記憶にないようなレベルの熱い関係です。 魂のご縁としか言いようがないです。 私を慕ってくれて嬉しいですし、ありがたいです。 私のことを当時から憧れてくれていて、いつも尊敬の眼差しで慕ってくれていたし、私もマリーアの歌が好きで尊敬していたし、「運命の人に出会ってしまった」という状態でした。 この熱い感情と魂の叫びは、きっとマリーアと私は過去世でもいっしょに過ごして活動していたことがあったのでしょうね。 言葉ではうまく言い表せないですが、男女関係でなく女性同士の友人関係でもこういう魂のご縁があるということを身を持って2人ともお互いに体験したのでした。 (2人ともストレートですし、レズじゃないですし、女性同士の恋愛感情ではないです。 これは恋愛感情とは全く違う次元の感情で、そういう肉体の次元をはるかに超えていて、もっとお互いに敬意を持っていて尊敬しあっている関係で、魂が叫んでいる状態でした。) 押さえられない魂の叫んでいるご縁、魂の熱い結びつきなのです。 この関係は、何て言ったらいいのか、・・・今のところまだ言葉がうまく思い浮かばないです。 久しぶりのマリーアは、メッセージの文章がちゃんと由緒正しいスペイン語で書けていて理路整然としててホントにスペイン人らしくなくて(笑)、政治問題とか新型コロナはマスコミ報道が過熱しすぎててなんか怪しいおかしいとかも触れてて(笑)、ああそうだったマリーアはインテリだったっけ~、やっぱりさすがバルセロナ大学だったっけ~と思い出しました。日本でいうと京大のリケジョ♪みたいな感じです。 スペイン人って大学進学率が全体の2%くらいなのでほとんどの人は大学に行かないため、その国民のたった2%にあたる人たちは大学生の時から「自分達は知識人の層であるから、しっかり勉強して社会に貢献しないといけない義務がある」という、知識人としての意識がとても強いです。 そしてスペインでは周りの人たちも皆さん、大学進学している人々に対してそのような眼差しで敬意を持って接していらっしゃいます。 スペイン人は、その人の専門性と学問に敬意を持っているのです。 これが当時、日本との違いを大きく感じた点でした。日本では大学進学率は半分くらいですが、時々というかしょっちゅう、大学に行ったことの無い人が大卒の人に「大学出てても出てなくても頭の良さは関係ない」とか「大学行っても意味無い」とかののしったのを何度も見てきたので、そういうふうに「他人と自分の学を比べて嫉妬心をむき出しにするようなこと」はスペインでは全く見かけないな~と思います。 スペイン人は他人と自分を比べることは無いし、学の無い人が自分と学のある人と比べて落ち込んだりすることはまったく無いです。ホントに全くないです。 スペイン人は自分と他人を比べないのですよ。 キリスト教の聖書には「自分に無くて他人が持っているものを欲しがるのは悪魔の特徴」だとはっきり書かれているため、カトリックのスペイン人は代々、この考え方と価値感がしみついているからです。 そういうわけで、他人と自分を比べないスペイン人は、大卒の人々のことを知識人として自然に敬意を持っていらっしゃるのです。 ・・・いっしょに2人で音楽活動していた当時、普段は私もすっかり忘れて話していたのですが、ふとした時、会話とか考え方とか、視点とかいろいろ、話をしているとマリーアの利発さがにじみでてきていて、隠していてもにじみ出てくるものなので、よく感心していたものでした。いろいろ私のほうこそ勉強になることも多かったのです。 今振り返っても、マリーアはもともとが賢い方なのだと思います。 だから歌ひとつとっても、あんなにも上手になれるまで工夫して練習して上達させるのだと感心したものでした。 きっと彼女には先に「こういうふうな声の響き方で歌いたい」というイメージがあって、そこに到達するために創意工夫をして発声練習をしてきたのだと思います。 ふつうはあんなに歌が上手くなれないですし、教育を受けると歌でもそこそこ上手くはなりますが、あのマリーアの歌い方のレベルまでは到達できないです。 マリーアの歌は人が練習して到達できるレベルを超えているのです。 マリーアは、魂に響く歌い方ができるのです。 当時から、いっしょに活動していて、私が横でマリーアが生で歌っているのを聴くだけで本当に全身鳥肌ですごかったです。 歌も波動です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月31日 17時54分34秒
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