ブルーシャ西村 Official Blog

オーダーメイド・ジュエリーの作品の写真を掲載します。
ここ数年はさらに、お陰様でご予約が増えて多忙になりまして、ジュエリー作品をなかなか撮影が出来ないままにお渡ししたものもたくさんありました。

ご予約いただいたいる作品のうち、ほとんどは定番の降魔の剣ペンダントやサラスヴァティーが多いです。（定番のものは新たには作品ごとには撮影をしていないです。）

まだ撮影できていなかった新しい作品もいくつかございますので、またお手許にお持ちのお客様に頼んで、簡単に写真を撮影していただけたらな～と思います。
作品の写真が撮れなかったのはちょっと残念でしたね～。


２０１９年末くらいから始まった新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの影響で、ロックダウンが長く続いたり、治安が悪化して物騒になり早く帰宅しなければならなくて出かけにくくなったり、デルタ株の広がりもあって地下鉄にも乗りにくくなったり、ジュエリー製作がコロナ以前よりもゆっくり少しずつ進めている状況になりました。

その分、未だに事務所に通う回数は減らしているため、事務所のガスボンベと酸素ボンベで火を使ってジュエリーベンチでの作業が必要なジュエリー作品を作る日数がコロナ以前よりも大幅に減っています。出来る範囲で少しずつ進めています。

ニューヨークは特にアジア人ヘイトで街が物騒になり、今年の報道で流れましたがアジア人女性がタイムズスクエアで夜ハンマーで黒人女性に襲われて怪我をした事件もありましたし、日が沈んで暗くなると危ないです。
私もその頃、今年一度、街で、黒人女性がすれ違いざまに大声でこちらに向かって「コロナはお前らのせいだ～！」とかいきなり怒鳴ってきたことがあり、「不動心、不動心。神よ、あの黒人女性に愛と光をお送りください。なむなむ・・・。」と愛を送りながらさーっと無視して遠ざかったことがありましたよ。
ニューヨークの街は、道とか地下鉄構内に、この黒人女性のような頭がおかしくなっている人々が増えていて、物騒な空気です。頭がおかしい人と話をしても通じないしかえって襲ってきて危険だから、ニューヨーカーは何かからまれても皆さん、無視してさーっと遠ざかったり、スマホ見てるフリして聞いてない演技でまったく相手にしないようにしていらっしゃいます。こういう時は何か言い返すと危ないし無意味だから、無視して遠ざかることが一番安全なのです。

今年春頃に、ニューヨークの日本総領事館のお知らせで、アジア人ヘイトについて危険が高まっているため、ニューヨーク在住の邦人はあまり地下鉄に乗らないようにしてください、できるだけバスや車か自転車を使ってください、やむをえず外出する時は夜暗くなる前に早めに帰宅してください・・・などという内容があったので、「コロナ以降はこんなにニューヨークが物騒になってるのだな～。」と実感しました。ニューヨークの日本人の友人と最新情報の連絡を取り合って、「暗くなる前に帰宅するように、気を付けようね～」と助け合っています。

事務所に出かけても６時くらいまでには帰途につき始めるように気を付けているので、帰ってから夕食を私が料理することも出来ています。・・・料理の精霊さん（神）からの直接の指導の天啓は、このようにコロナの影響で毎日料理を私がし続けることも影響して、送られてくる料理の天啓の内容が濃くなって上級偏になってきているのかもしれませんね。


世の中と同じように、コロナの影響で私の勤務形態も変化してきています。
コロナ以降は、自宅勤務で出来る製作作業（ブレスレット、簡単なネックレス、ピアス、イヤリング）を増やしています。お陰様でブレスレットとピアスの御注文が大量なので、未だに少しずつ毎日のように作り続けています。お客様は全て私が作ることを望んでいらっしゃる方ばかりなので、お待たせしております。・・・手が１０本くらいあったらな～と思いますが（笑）。
（注）：お急ぎの方は、スタッフに製作してもらえば先にお渡し可能です。


さて、こちらは２０１９年の作品ですが、写真をスマホで撮影してもらっていたものを掲載いたします。
その時もコロナの影響で、ちょうど年末から２０２０年にかけてパンデミックが始まり出して、日に日にひどくなり３月からロックダウンになり続きましたし、事務所に行けなくなったので、金具を付け替えたりなかなか進むのが遅れた作品でした。


エメラルドに憧れていらっしゃるお客様から、「いつかエメラルドのピアスが欲しかったので、作っていただきたいです」と以前から御注文いただいて、頼まれていました。

エメラルドといっても品質もお値段もピンきりで、ピアスでペアで使えそうな上質なものはすごく高価です。
特にコロンビアのムゾー産はプチッと超小粒でも高額です。
そのため、時間がかかりましたが、良いお買い得なエメラルドのペアが巡ってくるまで、いつも頭の片隅に入れておいて探していました。調べても、すごく高額でした。

幸い、私のジュエリーの師匠が南米の某国の出身なので、さすがスペイン語圏の南米ネットワークで南米の宝石については強いため、もちろんコロンビア人のエメラルド・ディーラーも知り合いで上質なものが安く手に入りやすいので助けて下さいました！私がスペイン語を話せて良かった～助かった～！とつくづく思いました。スペイン語のお陰で南米ネットワークからコロンビアの上質なエメラルドをお買い得でお客様へご提供できたので、よかったです。師匠が南米の方でよかったです！！！

エメラルドのペアはいくつか見せていただいたものの中で、ペアのエメラルド宝石ルースよりも、大昔の在庫のピアスのほうが大きさと色の割りには超お買い得なのでした。このピアスを素材に使ってお客様のご希望の形のデザインへ改造すれば良い物が作れるな～とピンときて、お客様と相談したところ、こちらを選ばれました。

ピアスは元の金具を切って削って、裏面をポリッシュしています。
エメラルドーのパーツの上下に小さなループをろうづけ（溶接）して、つけました。
そして、ピアスのフックの金具に付け替えて、下に大粒の淡水のケシ真珠の上等なものをつけてぶら下げました。
（ケシ真珠のパーツの金具はプライヤーで閉じてあるだけなので、お好みの色や形の真珠をプライヤーで付け替えして楽しんでいただくこともできます。もちろんこのままでずっとご使用いただけます。）

１４金イエローゴールドの土台、
メレダイヤでぐるっと囲んであり、ダイヤモンドはＶＳの上等なもので合計０．５１カラット、
エメラルドは四角いエメラルドカットで、２粒で合計０．９６カラットもあります！１粒０．５カラット位あります。
ピアス金具は１８金イエローゴールドです。

コロンビアのムゾー産で無処理非加熱のエメラルドで、青みがかったきれいな緑色、上等な色味だそうです。
これはエメラルドの宝石ルースだけでももっとすごく市場価値が高いものですから、お得でした。
お客様はとても喜んで下さいました。うれしいです。

目の保養に、写真をどうぞ☆☆☆




製作の前に、お客様にお選びいただくために、コロンビア産エメラルドのピアス（改造前）と、エメラルドのピアス用の宝石ルースも２セット、並べて撮影した写真も掲載します。
エメラルド宝石ルースのペアは、小さいほうは、２粒で０．３１４カラット、大きいほうは、２粒で０．４４１カラット。
ピアスと比較するため、並べて置きました。