さて12月19日火曜日です、、午前中の診療も平穏無事に終わると思っていたその矢先・・・
『先生、たった今保育所から連絡ありまして、滑り台登る時に歯からイッちゃった子どもさんが
これからお見えになります!』とのこと。
男の子4歳 先月フッ素塗布かなんかしてた子でした。
上下唇がタラコになっています(笑)
読者の皆さんに言っておきたいのは、タラコになっても問題ないということ。
内出血も怖くない、バッサリ切っていた場合だけは形成外科です、歯科ではまず無理。
たとえ縫えても、糸が太いから治癒痕が汚いです。
さて『タラコは大丈夫ですよ♪』と母親と保育所の先生(なんと付き添い2名!)に説明
して、ぶつかった前歯を確認しました・・・
『のわっ!!』いやー、、久々にのけぞってしまいました。
ホントにのけぞったので、みんなビックリ(笑)
歯牙脱臼にもいくつかあるのですが、これは完全脱臼でした。
グラグラです。
抜歯確率50%くらい。
しばし考えてから、病院歯科を紹介しました。
脱臼の場合、消毒、レントゲン、歯牙固定と投薬という図式なのですが、わたしが処置
するのは避けました。
というのも、固定したとしても脱落する可能性があるので(今回の場合、歯牙にヒビが
入っている可能性があったので)他の先生に責任を転嫁した次第です(笑)
いろいろあるんですよ、、、たとえきちんとやることをやっても、結果が出ないケース
では、保護者はどこかに怒りをぶつけたくなりますからね。
よかれ、と思って施術しても結果がでないことは多いです、そして脱臼の過半数は自然に
脱落してしまいますので、この場合は前歯がしばらくないぞっ状態に・・・
患者に紹介状を渡して、その後病院歯科に『ヨロスクね♪』と連絡しておきました。
折り返し連絡がきたのは、昼休みが終わって午後診療が始まってしばらくしてから。
かなり固定には苦労したみたいです~~ 紹介して正解だったみたいだにゃ!
なんか久々に歯医者みたいなことしちゃった(笑)
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