九月と言っても日中はまだ蝉の鳴き声を聞くことが出来ますが、
日が暮れると共に秋の虫の鳴き声が元気を増して聞こえます。
全世界で一斉にザ・ビートルズのデジタルリマスター盤が発売になりました。
さらに今回のマスター音源の確立でアナログ音源は無くなるそうです。
入院の際はいわゆる赤盤と青盤の4枚を持っていきました。
日ごろ聴かないディスクが良いだろうと思ってクラッシックを何枚かもって行きましたが、
結局いつも聴いてる馴染んだ曲が落ち着いて聴けて安心できました。
ちなみに私の赤盤・青盤のCDは輸入の物で、
同じ物の国産とは明らかにクリアでより味わい深い音なのです。
アナログからデジタル音源に変って20年以上経ちますが、
デジタルのみの音源は極最近の音源だけで多くはアナログばかりです。
一番グレードが高いのはオープンリールのテープのものですが、
録音・再生の機器の更新が有りませんので、
世界遺産のような音源はアーカイブス行きが決定です。
このデジタルリマスターは今に始まった事では有りませんが、
デジタル黎明期は信号とノイズの分け方が荒っぽくて、
出来上がった音楽は確かにノイズレスで綺麗な音ですが、
ノイズと一緒に音楽の生気が失せ冷え冷えとした音楽になっていました。
デジタル技術の発達で音楽のムーヴメントを無くさない録音が可能になりました。
とりあえず楽しみなのはサージェントペパーズですが、
感動的な録音なら赤盤・青盤はもちろん、
アビィ・ロードやレット・イット・ビーを聴かない訳にはいかないでしょう。
又新たなファンが増え、伝説が刻まれて行けば喜ばしい事です。
昨日の夕方にNHKの総合放送でザ・ビートルズの特集番組を流してました。
まるで海外の音楽ドキュメンタリーのようで実に素晴らしい内容でした。
見逃した方にもNHKの総合放送で12日土曜日の深夜に、
多分同じ内容と思われるザ・ビートルズの特集番組があります。
是非、地デジで録画して保存版にしましょう。
こういう場合はCMのないNHKは本当にありがたいのです。
解散から40年ぐらい経ってるんです。