日経新聞の新製品の欄に面白いものがありました。
クロックマンという置時計です。
針や文字盤が有りませんのでボタンを押して時間を聞きます。
その際に血液型別の性格で答えるという人を食った商品です。
「時間だから起きたほうが良いと思うよ」とか、「4時ぐらいだね」と言った調子です。
今月末の発売ですが既にTVなどでも取り上げられてるようで、
時計と言うより遊び相手のような存在です。
同じ新製品の欄にニコンの一眼レフの最新機種も載っていまして、
こちらはプロ機でして来るべきバンクーバーの報道写真で活躍しそうです。
2強であるキヤノンとニコンにとって通常のデジカメと、
一眼との間を埋めるものが事実上有りませんで、
この隙間をパナソニックとオリンパスで独占気味の市場を、
コンパクトカメラで人気のリコーが新機軸で参入しました。
レンズ交換可能なデジタルカメラでは世界最小最軽量です。
GXRと呼ばれる新開発のカメラは、
レンズに映像素子が付いていて従来のレンズのみでは無く、
センサーも選択肢になる実にユニークなカメラが登場しました。
こういったカメラは2強では自己否定になる可能性が有るためか、
全く開発されてるような話は聞きません。
しかし売れ行き次第では考えない訳にいかない所まで来ています。
ひょっとしたら日本以外のメーカーも新機軸を出してくるかも知れません。
軽く小さく高性能がニッチ商品のキャッチフレーズと言って良いでしょう。
マニアでは完全否定派が少なく有りませんが、
メーカーは儲からなくては始まりませんのでヒットすれば、
より魅力有る市場にシフトするのは当然だと言えるでしょう。
リコーはこれから足場を固めてこの規格を育てなければなりません。
そういった意味では他社参入、協業が理想ですので、
驚くようなニュースが入ってくるかも知れません。
いずれにせよ画期的ですし、非常に楽しみなカメラが増えたことは歓迎したいです。
陽射しの中で posted by
(C)違いがわかる男