雨模様になりそうな感じだと幾分温かくて、過ごし易く感じますが、
一雨ごとに寒さが増してくるのだと予報士の方々はおっしゃいますので、
多分その通りになって、やがて冬の便りが降ってくるのでしょう。
ワールドニュースの特集コラムで
アメリカで女優・司会・プロデューサーの
オプラ・ウィンフリーさんの特集を放送していました。
実に見事な経歴と聡明な女性で、
日本人のプロフィールではまず聞くことの無い、慈善家として有名です。
半端な慈善家ではありませんで教育プログラムに熱心でして、
明晰な人の特徴で私財を投じて学校を設立しています。
考えようによっては政治家よりも国士のような存在です。
同じニュース番組で相前後して、パキスタンでの悲劇も伝えていました。
パキスタンで女子への教育の必要性を訴えていた14歳の少女が、
タリバンにイスラムの教えに背くと言う事で狙撃される事件を伝えていました。
このタリバンの考えは間違いも甚だしく、イスラムへの冒涜であり、
宗教を踏みにじる悪質極まりないテロ、そのものです。
少女は一命をとりとめ、自力で歩けるまで回復したそうで、
これからも活動を続けるためにも十分な医療を受け再起を願うしかありません。
しかし、テロを起こすのも正しい教育が成されていない証拠でもあり、
武力・暴力では国はおろか人心を束ねる事など到底無理な話です。
宗教も教育とは表裏一体のような存在であり、
有意義で、意義深い同じ峰を目指すはずでありながら、
権力者によって間違った使われ方をされてきた歴史が重く横たわります。
いつ如何なる国であれ、女子力無くしては体を成しません。
国が栄え、安定するためにも教育・特に女子・女性は100年の体系です。
我が国も世界に冠たる先進国であり、
アジアの中で断トツでノーベル賞受賞者を輩出しています。
願わくば女性の受賞者を我が国の歴史に刻む栄光を目撃したいものです。