遅まきながらストーブを点けました。
これで、3月まで半年弱、石油を燃やし続ける事になります。
幾分、値段が下がったので凌ぎ易くなるかと思いますが、
国の出来事とは関係ないことで上がったり下がったりの輸入国の悲哀
毎日新聞の国際面にスーダンでの軍需施設をイスラエルが空爆したとありました。
距離にしてイスラエルーイラン間と同じような距離なのだそうで、
来るべきイランへの核関連施設への空爆の下地になるそうです。
イランは石油輸出国でありながら、精製施設が乏しくて、
ガソリンを他国から輸入している国でして、
経済制裁で自国通貨が大暴落の憂き目に合い、
輸入製品の値段が跳ね上がり市民生活を窮地に立たせています。
でありながら、シリアへの支援はやめませんし、
アラブ最強勢力のヒズボラへも手厚い保護で、
国際感覚からすれば反米勢力の最大の国になっています。
来週の今頃はアメリカの大統領選挙の結果が出ているはずですが、
イスラエルは選挙結果に関わらずイランを攻撃する公算が高そうです。
すわ、中東戦争かと思ってしまいますが、
イスラエルと正面切って武力衝突しようと言う国は無さそうで、
従来のアラブ独裁政権が倒されていますので、
一気に中東戦争の様相にはならないかも知れませんが、
隣国のエジプトの右傾化、反イスラエルの勢力が不穏な存在です。
我が国の領土問題と違って脅し合いのレベルではありませんで、
日常が宗教の名において終わりの見えない戦いの淵に立っています。
計画された暴発が何時起きても不思議ではない情勢だと認識しましょう。
考えたくは有りませんが、あまりにも違う日常を送る国が存在しています。