次回のオリンピックは南半球のブラジルで行われます。
オリンピックごとに行われるのがアメリカ大統領選挙で、
今回はオバマ大統領の続投をアメリカ市民が選びました。
対立候補のロムニー氏は及びませんで共和党の政権交代は阻まれた形です。
しかしながら我が国同様、下院と上院で与野党が逆転していますので、
法律の制定や予算の議会通過にかなり高いハードルが待ち構えています。
近いところでは連邦予算の新たな借金を承認する儀式が待っていまして、
我が国では解散と引き換えとか言っていますが、
合衆国議会にはそのような取引はありえませんで、
民主・共和両党とも、お互いの選挙公約の潰し合いになります。
投票前のニュースで印象的だったのが、共和党の次世代の人物紹介でした。
選挙に勝利しロムニー政権樹立なら次もロムニーでとなりますが、
ロムニー氏が勝てなかった場合(勝てませんでした)
4年後の候補争いが共和党の浮沈を掛けて行われるとの触れ込みで、
中心人物は今回の副大統領候補のライアン下院議員になり、
茶会の押す候補も含め人材には困らないようで4年間で奪還を目指します。
オバマ大統領の今後の4年間は共和・民主、問わず歴代大統領に習って、
遺産作りになると思われ、パターンでは図書館を造る事に腐心しそうです。
しないかも知れませんが、2期目は国家国民のために公共物を作る習わしです。
いずれ空母の名前にも刻まれる事になるのでしょうが、
超大国としての威信や存在感が今まで以上に振舞えるとは思えません。
思えませんが、他の国が我が物顔で乱暴狼藉を働く事も困りますので、
我が国の用心棒としてこの先も付き合っていかなければ成らない事は確定です。