スポーツ新聞には休刊日が無いようで、コンビニに並んでました。
思いっきり読む箇所が少ないのでやはり目的が必要な新聞です。
で休刊日前の新聞の論説は文部科学大臣の事が載っていました。
ご存知、田中真紀子大臣の逆噴射のような不認可問題です。
結局不認可を取り消して謝った形ですので大学側はしてやったりでしょう。
個人的には首を掛けて最後まで突っぱねて欲しかった気がしますが、
学生からの突き上げには矛を収め平謝りになるしかないのでしょう。
この問題は副総理の岡田氏も言っていましたが、
なぜ許可が出る前に募集や建築をしてるのかが不思議だと言っていまして、
誠にその通りで、役所相手に仕事をしている者には奇妙に映ります。
仮許可が出ていると言う事なのでしょうが、
それにしても役所仕事にしては、いい加減な気がしますし、
癒着のそしりを受けても反論できない気がします。
それまでの行政を司っていた政権は全く反省しないのも奇異に感じます。
我が国の教育制度は大臣の思いつきで左右されてはなりませんが、
同じように役所、役人の都合でどうにでもなる類のものでも困ります。
まあ・レベルが下がった所で特に問題はありませんが、
我が国のように価値観のほとんどを学歴で図る風土には、
国の命運が掛かってるとまで言い兼ねない問題なのでしょう。
ですので、本質は学歴と見合う能力を評価するシステムが必要であり、
能力が優先されるような風土を担うのが文部科学省であるべきです。
学歴があるに越したことは有りませんが、
どのような仕事であっても学歴は仕事をしてくれません。
18歳でキチンと生産能力を持つ人間形成が教育の要諦のはずです。
しかし、学歴と言うフィルターは実に使い易く社会に浸透しています。
ですので、こういった問題は本当の意味の自由競争が成されない限り無くなりません。
自由競争の荒波から守られている我が国のマスメディアの大半は、
最初から批判する資格が無いのでは?と私などは考えます。