一年の締めくくりって事で世界中で行われている10大ニュースというくくりで、
ワールドニュースで科学技術の10大ニュースを取り上げていました。
画期的な科学技術トップ10となっているページを見つけました。
ワールドニュースで報じていた10大ニュースの10位に、
ピントあわせ不要のカメラLytroが紹介されていました。
このカメラは既に発売されていますので試した事のある方もいらっしゃるでしょう。
一定以上の動きの有る物は思惑通りに行かないかも知れませんが、
見えた範囲のものを全部記憶して後から好きな場所を指定して、
あたかもその場所を撮ったかのような写真にしてくれます。
10大ニュースの中で唯一実用、市販化されたものです。
その対極のような存在がヒッグス粒子の発見です。
今のところ、この発見が何かの役に立ったと言う事はありませんで、
純粋に人類の知識の探求と言う科学の側面を表す偉大な発見です。
科学技術が医療の方面にも影響がかなりありまして、
最たるものはips細胞の快挙にトドメをするで問題ないと思われます。
科学技術、産業技術の多くが軍事に転用され、
スピンオフテクノロジーが一般社会に下りてくるような構造ですが、
我が国はそういった流れが一番はっきりしない国かも知れません。
デジタルの牽引力で日に日に不可能が可能になってきます。
人類の幸福に寄与するものばかりでは無いのが残念ですが、
病から開放され、安全に過ごせる環境が簡単に実現しないでしょうが、
この先の産業と国家の成長の鍵になることは疑う余地は無さそうです。