暮れも差し迫った頃に歌舞伎の勘三郎さんが逝去され、
追悼として当時勘九郎名で出演したNHKの大河ドラマ、
「元禄繚乱」が再編集で4時間番組として再放送されまして、
4時間タップリ勘九郎さんの大石内蔵助を堪能しました。
大晦日はNHK交響楽団のベートーヴェンの交響曲第9番も放送されます。
我が国の師走の風景であり、平和ゆえに楽しめるプログラムです。
どちらも、何がどうなるかキッチリ分かって尚、感動出来る名作です。
年を重ねるごとに違う感覚の波を楽しむ事も年の功になりました。
ビッグコミックに連載中の「そばもん」と言う山本おさむさんの作品がありまして、
年を越える事になりましたが、忠臣蔵で討ち入り前に、
そばを食べたと言う記述に触発されたマニアの方が、
食べたと考えられる「そば」の再現に苦心を重ねる話がおもしろく、
どのような形になるのか、そば・忠臣蔵、どちらのファンも気になります。
毎年師走の月に同じような事を書いていまして、
それでも毎年楽しく、感動できる日々を過ごしています。
来年の今頃は全く予想外のような年越しになるかも知れませんで、
40代最後の年を気持ちよく過ごせる事が幸せに感じます。
読んで頂ける読者の方と共に新しい年を迎えたいと思います。
もう数時間ですが、皆様、良い年をお迎えください。
私は少し前に買い求めた新年用のお酒を飲みながら、
除夜の鐘を撞きにいって年越しです。
かなり気に入ってしまいました。
- 今年のクリスマスイルミネーションは
雪が積もりとても印象的な写真になりました。