本日は新年最初の地区の寄り合いで、
色々な公的仕組みの係りや責任者を選ぶ事を最初に決めるのですが、
まず、問題なく決まった例がありませんで、
気遣いが多く、メリットは皆無なので中々引き受けようとはなりません。
私も新たに一役引き受ける事になりましたので、
迷惑を掛けずに与えられた役目をこなす所存です。
昨年からの懸案事項だったアメリカの財政の崖の回避が決まりました。
世界中の経済に影響を与える可能性に怯える金融筋に、
アメリカの上下両院の議員と大統領が暮れから休まず議論を続けていました。
大統領は富裕層減税が終わるので、
中間層以上の富裕層に更なる増税を目論んでいましたが、
けんもほろろに相手にされませんで、直ぐに引っ込めました。
共和党は増税反対・政府支出削減が基本理念で、
支持者の多くは銃規制も反対で小さな政府がお題目な政党です。
もちろん共和党の議員や党員の中でも、
銃規制や増税に理解を示す議員や支持者もゼロではありません。
ただ、茶会のメンバーに代表されるような強硬派も少数では無いので、
アメリカ市民の少なくない意識層であり、変わらない体質であり続けます。
オバマ大統領も増税が困難なのは承知していたので、
ちょっと高めに打ち上げといて引き下がって負けたふりだったかも知れません。
このまま報道の通りなら若干の税収アップにはなりそうですので、
財政支出の方をいかに減らして行けるかに掛かっていますが、
アメリカに限らず抵抗勢力が黙っていませんので難航するはずです。
大統領の二期目は歴史に名を残す作業を目指しますので、
民意をバックに銃規制・富裕層増税・軍産複合体に揺さぶりをかけたい気分でしょう。
ノーベル賞受賞が空手形にならないように願いたいです。