デトロイト・モーターショーにおいてエコカー以外の目玉として、
日経と毎日のどちらの新聞にも載っていたのが、
GMの新型車コルベットの記事でした。
日本向けには付かないみたいですが、
今回の7代目にしてスティングレーの看板が復活し、
エイのマークが車体側面に付くようです。
アメ車の定番V8のエンジンは6.2リッターで、
450馬力で実に素晴らしい性能を発揮するような内容でして、
今回のエンジンは燃費にも気を配っていて、
高速走行においてエンジンの負担が減ってきたら、
8気筒の内、4気筒を休止させるシステムを導入しました。
ホンダが20年前にやってた技術ですが、まあ良しとして、
公表された値が1ガロンで26マイル=リッター11kmです。
しかも米国EPA高速予想燃費と言う信じて良いのか指数です。
従来のこの類のエンジンならリッター5kmは無理でしたので、
高速運転としての条件下では画期的だと賞賛されるかもです。
アメ車に日本車やドイツ車のような要求水準を重ねるよりも、
自動車文化において無駄の芸術を堪能するべきです。
実際、今度のコルベットは実にカッコよく、
スポーツカーとして血統のような存在を感じます。
ドイツ・イタリア・日本のどれとも違うアメ車として立派なモデルです。
値段は今のところ公表されていませんし、
多分、そんな値段なら他のメジャーなスポーツカーを選ぶって値段でしょうし、
スカイラインの方がよっぽど乗りやすい事も疑う余地が無いでしょう。
ですので、そんな感覚の持ち主が考えても意味がありません。
映画カーズのライトニングマックイーンに乗るような感覚が必要です。