新聞各紙のコラムや雑記のような記事の多くが、
英国の昔の国王が駐車場の地下に埋葬されてた記事でした。
行きつけの歯科医には読売新聞が置いてあり、
待ってる間にちょうどいい時間が過ごせまして、
一面の編集手帳にも埋葬されてた王であるリチャード3世が書かれていて、
面白かったのはリチャード3世を書いたシェイクスピアの事に触れ、
シェイクスピアの生年と没年の1564~1616を
人殺し・色々と覚えるのだそうで、
生没年を覚えたところでどんな意味がと思いますが、
これが又、日本語の良いところで、不思議なぐらい刷り込まれます。
クイズなどでは、3大悲劇とか有名なセリフなどが定番でして、
この先も多くの映画やドラマの原題やモチーフとして用いられるでしょう。
で、見つかったリチャード3世はほぼ100%間違いないみたいで、
CGによる複願などデジタルデバイスで現代に蘇ります。
英国はイングランド・スコットランド・アイルランドなどの連合で、
ユナイテッド・キングダムとして今も君臨します。
内戦であるバラ戦争でリチャード3世が登場するわけですが、
まー内戦・争いの実に多い事、ほとんど戦国時代です。
どこの国の戦争も概ね共通してるのが庶民が巻き込まれる事です。
英国に限らず、ユーゴ紛争に至るまで、
ヨーロッパは本当に戦争の無い時代がほぼ有りません。
史実としてキッチリ追い込む事ができるのも、
聖書の記述と平行させる事が出来たりするからなのでしょう。
ともあれ、なぜ駐車場なのかなど疑問は尽きませんが、
中世の王様の骨を巡る歴史の考察の面白さが良くわかりました。