2020年のオリンピックでレスリングが種目から除外されそうだとして、
絶対に認められないと我が国の関係者は怒り心頭です。
で、非常に面白い現象として、
毎日新聞と、日経新聞の一面編集欄である、余禄と春秋に、
全く期せずして同じアプローチ記事が載っていました。
珍しい事もあるもので私は始めて遭遇しました。
出典が一緒なんで思うところと言いたいところが同じなのでしょう。
どちらの記事もIOCに再考を促すような論点から、
欧米が中心の組織にありがちな考え方で一致しています。
このような事がはじめてな訳はありませんで、
F1などでは日本車が勝ち始めるとルールが変わる事が良くあります。
シーズン途中で変わる事もあったりするので横暴にも程がありますが、
栄誉の価値は欧米が決めるとでも言いたげな団体ばかりです。
記事でも触れてましたが、
執拗なロビー活動は当然でむしろ行わない国や団体が、
ドンドン外周へ追いやられ、視界から消そうとされます。
かといってこういった活動が苦手な国の代表のような我が国ですので、
国内で幾らシュプレヒコールをあげても聞く耳持たない所には届きません。
そのためのJOCであったり、各種競技委員会だったりします。
ロシアのTV局、LTLでも絶対に除外させないと鼻息が荒く、
ソチオリンピックの開催が決ってるので強気に出ると思われます。
単に我が国のお家芸であるからと言う事ではなく、
インセンティブ目当てのような規則変更には加盟国として
しっかり言うべき事は言うスタンスが強く望まれます。