BS今日の世界の特集で世界の扉と言うのがありまして、
世界に展開する特派員リポーとで旬な世界情勢を見る世界の扉です。
我が国の成長戦略の一環として、
アフリカ大陸への事業展開を積極的に行う発表がありました。
実際、最後に残った市場としてアフリカ大陸しかありません。
世界の扉では現地法人として、
アフリカで生産事業を展開するバイクメーカーのホンダが取り上げられていました。
国が近代化する途上においてバイクの存在は万国共通ですが、
今は中国など新興国の台頭で従来のような一人勝ちにはなりにくく、
家電製品などは後塵を拝するばかりになっています。
と言うわけで、ホンダ新しいバイクは現地生産で、
125ccのバイクが円換算で5万円でデビューとなり、
ブッチギリのブランド力と相まって一気にシェアを広げる画策です。
5万円のバイクですが、現地での貨幣価値からすれば、20万程度と思われます。
バイクは見事なまでに70年代のシロモノで、懐かしさを覚えるプロダクトでして、
ホンダとしては開発費用はゼロのような物ですので、
故障や不具合はありようも無く、キチンとしたガソリンさえ入っていれば、
呆れるほど調子が良く、資産としても十分に意味のある存在です。
問題は政情不安でして政府や行政が機能不全だったり、腐敗してたりしまして、
規制や仕組みがコロコロ変わって対応するのが大変みたいです。
アフリカも三丁目の夕日のような時代を迎えたようですが、
国として他国から搾取されないためにも教育の充実が急がれます。
そのためにもバイクが生活の真ん中で活躍してくれれば嬉しく感じます。