人間五十年、下天の内をくらうれば夢幻の如くなり
ってご存知の方も多いと思いますがドラマなどですっかり有名になりました。
私が本日22日を持って50歳に相成りました。
従いまして、このブログは丸8年経ちまして9年目に突入です。
もう3000日近く書いてる訳でして、小泉政権の郵政解散から、
政権交代、東北大震災といった事が起きた8年です。
冒頭のセリフは本能寺での信長が討たれるシーンでの発したとされるセリフです。
出典は敦盛でして長く親しまれて来たお決まりの焼け落ちるエンディングです。
今年はいよいよ50歳ですが、なってしまった感が強くて、
敦盛の頃の50歳とは比べ物にならないであろう今の50歳です。
簡単に誰かの事情で殺された時代と思えば相当昔に感じますが、
私の生まれた昭和38年の50年前は大正デモクラシーの頃で、
この頃から昭和の終戦までは同じ国とは思えない時代です。
次の50年は到底生きていませんが、
この日本という国のあり方としてどうなってるんだろうとは考えます。
生まれてこの方、飢える事も紛争の危機にも遭った事がありませんので、
実に幸せな国に幸せな時代に生まれてきた事は間違いありません。
ですので多くを望まず、平穏に歳を重ねて行く事が出来れば僥倖です。
3年前の肝臓治療で15kg痩せて、その分丸々戻りましたので、
少しずつでも適正な体重に戻していく事が出来たらと50歳にして思っています。