草木が生い茂るこの時期は地区の沿道、山道の草刈です。
今年は私が出ることとして、準備していまして、
朝からの暴風雨で、中止かなって思ってましたら強行するそうでして、
親父が着ていけと、出してきた雨合羽を着て出かけますと、
ものの1分と経たない内に水が沁みてきまして、
長靴の中に溜まってゆくのが、分かりまして、終る頃には濡れ鼠になりました。
山の中に入って行くと木々の間の霧が出ているのが実に幻想的で、
モノトーンの眺めは雪舟の山水図をリアルな風景に置き換えた感じでして
雨の降る中でしたがしばし見とれるような山の眺めでした。
山のあちこちでは倒木がそのままで、草刈用の装備では何も出来ませんで、
何十年も薪を使うような家が無くて燃料として考えれば実に有意義なのですが、
この先、朽ちて土に還るに任せる事になるのでしょう。
ま、何とか終らせて今年も無事、地区の行事が一つ終りました。
こういった作業も参加するメンバーの方も随分様変わりして、
若返った家もあれば、絶えてしまった家もありますので、
30年近く参加してきた者とすれば寂しさを感じてしまいます。
マダマダ行事がありますので我が家の代表として出ることが有ると思います。