明日の今頃は議席数もキッチリ揃って、与党の大勝利と言う事なのでしょう。
ともあれ富裕層以外には暮らし向きが厳しくなるのは間違いありませんし、
そうなる事を国民が選択したこととして多くの望みとは違う作業が始まりそうです。
日経新聞の一面に中国の銀行貸出金利の下限が撤廃されるとありました。
事実上、自由金利になるようですが、上限ではなく下限と言うのがいかにもです。
従来の下限規制下では利ざやが確保されてるので
あえてリスクの高い融資先を相手にしなかったので、
中国の銀行外、融資額が凄まじく増えてるのは当然の流れで、
遅きに失した感があるのはどのような政府でもありえる話ですが、
右肩上がりのGDPも少し前から上昇が鈍くなっていますので、
中国バブルも崩壊の兆しとあらゆるメディアが報じています。
問題は崩壊の仕方でして、命脈を握ってるのがシャドゥバンキングです。
政府によるコントロールなど、成功した国はありませんので、
200兆円と言われるシャドゥバンキングの融資額がショートしたら、
リーマンショッククラスの金融不安が来る事は十分考えられますし、
中国国内では金融の引き締めが始まってる事は間違いないようです。
チャイナリスクが本格化することは避けられそうにありませんし、
現地法人の安全保障まで及ぶような事になったりすると、
中国の国家的損失になりますが、その辺りは途上国レベルな国になりそうです。
たぶん今年一杯でリスクが表面化してきそうな勢いです。