雨模様になると気温が下がって過ごし易くはなりますが、
勝手なもので暑くても良いので青空にならないものかと思ってしまいます。
日経にも記事が出ましたので多分各紙も同様だと思われますが、
紹介状なしの大病院への初診料が1万円にする方針を、
厚生労働省が2016年からの導入予定を決めたようです。
入院200床を越える病院を大病院なのだそうで、
現行でも平均¥1998の特別加算料金を課してるそうです。
趣旨としましては大病院の負担を減らし、
大病院の医療効率を上げ、ひいては医療費削減への効果も狙うようです。
個人的には来年からでも行って欲しいぐらいですが、そうも行かないのでしょう。
我が国が世界に誇る国民階位保険制度では加入していれば、
ほとんど全部の医療機関にかかる事が可能であり、
決められた報酬を払う以上、医療機関側に拒否は出来ませんで、
物凄く正しく素晴らしい反面、医療機関の負担増を招く結果も表面化する訳です。
社会保障の根幹を成すべき国民階位保険制度が、機能しなくては始まりませんで、
私のような保険制度の三等市民からすれば現行制度の不備も言いたくなりますが、
それは、さておき患者の側からも現行医療制度を支えるためにも、
一定の節度や規範は問われて当たり前であり、何よりも自分たちのためですので、
受け入れ可能な負担や規則は受容して行くべきで、
その後に制度の不備やあるべき姿、参考すべき他国のありようと比べて論じましょう。