近在近郷で日曜日は運動会という地区が多く、
週末になって天候が崩れるパターンですので、
降るなら降るで順延や強行の判断が迫られます。
ワールドニュースを縦覧しますと、
G20にあわせてシリアへの軍事制裁のニュースがほとんどです。
アメリカはほぼ行うつもりでして、行わないにしてもダメージが来ますので、
行って存在感だけを見せ付ける手段を選んだようでして、
フランスは追従する姿勢でロシアはシリア側のようで牽制するようです。
まるで冷戦時代の様相ですが、例によって当事国の国民は悲惨な事になり、
戦いが終っても国土は荒廃、疲弊し怨嗟のは直ぐに収まらず、
正常化までの道のりはかなり厳しく、武力に頼る国家像に成り、
政治は腐敗し教育は地に落ちて犠牲が止まらない悪循環に陥ります。
国連も事実上無力といっても良い状態で、
今回アメリカは「ロシアが安全保障理事会を乗っ取った」と言いましたが、
過去何度同じような事をアメリカ自身がやってきたか、とも言えます。
冷戦時代と大きく違うのが情報環境であり、
財政状態も両国共にギリギリの状態から中々抜け出す事が出来ません。
シリア政府の行動が報道の通り事実なら、
国連の安全保障理事会はその実務を遂行すべきですが、
ロシアと中国の拒否権行使で前に進む事が不可能になりそうで、
蚊帳の外の国としては見守るより他は有りません。