気持ちの良い秋晴れの天気が続いて遠くで蝉の声が聞こえました。
日が落ちると秋の虫の鳴き声がかなり大きく聞こえてきます。
国際ニュースのトップ項目は
ケニアのテロ事件と中国の汚職裁判で、
一週間、フラッグが立っていたのがドイツの国政選挙でして、
連邦議会の改選が行われメルケル首相率いる政党がトップ間違いないようで、
連立を組む政党がトホホな状態のようで、
得票率5%に満たないと政党として認められない法律なのだそうで、
その5%に引っかかりそうなていたらくらしいのです。
地方議会の選挙で旋風を起こした「海賊党」も国政は話になりませんで、
ドイツ国民の良識と社会の熟成度に感心したのを覚えています。
手痛い審判に懲りたのか今回は全く下馬評にも乗りませんが、
海賊党としても国政への色気は失っていないはずですので、
何か既成政党の隙間を狙ってチャンスを伺っているかも知れません。
選挙結果は明日の夜半に分かるみたいですが、
早くも野党第一党との大連立の話も当然のように語られていまして、
政党の主義主張よりも国政のスピードと責任が第一のようで、
マスコミの露出が仕事のような国とは随分と違って見えます。
もちろん実際の国政に関与している方なら又違った意見もありそうですが、
EUの盟主として国際社会からの信頼に沿う国政が見込める国の選挙です。
またぞろ、ギリシャ危機のようなEUを揺るがす事態が起きるはずですので、
その度にドイツの一挙手一投足に世界が注目するはずです。