FM山口のパーソナリティ大和良子さんも夢中のドラマ半沢直樹が終りました。
私の友人でやはり夢中の方がいまして、最終回が気に入らないそうです。
ないしろ一度も見た事の無い私にとって反応が難しく、
「多分。年末にでも特番やるんじゃないですかね・・・」で濁しました。
一度も見ていませんが、倍返し・・流行語大賞になるかも知れませんが、
個人的には報復の連鎖のような感覚は身が持ちません。
秋分の日が過ぎましたので、これから春分の日まで夜が長くなります。
今年の夏は過ぎてみれば短かった気がしなくもありませんが、
汗だくで本当に厳しい夏だった気がします。
我が国では夏といえば先の大戦を振り返る番組や特集が溢れます。
サンデー毎日に岩見隆夫さんのコラムがありまして、
的外れの事を言ったりすることがあったりしますが、
ご老体でもありますし、衰える事は致し方ありませんが、
護憲・改憲の立場は改憲論者だとする回には特に惹かれる内容はありませんでした。
それとは違う回の戦争体験者の手記に関しての論説が体験者として重く、
氏の言われるとおり、集まった手記が日の目を見ないのは、
応募をした新聞社としてはあまりにも情けなく、
国に働きかけてでも全ての手記を開示して公開する方法を探るべきである
と言うくだりには、全くその通りで、我が国の後ろ向き加減が良くわかります。
集まった手記の三分の一程度しか公開されていないそうで、
岩見氏の腹立たしさも十分に理解できますし、その通りです。
体験者が高齢化するのは仕方ありませんし、
新たな体験者が出ない事は喜ばしい事に違いありません。
誰もが訪れられるデータベースのような記憶の倉庫が望まれます。
遠い夏の記憶の倍返しはあまりにも愚かで悲しすぎますので。