地元、民放FM局のFM山口の番組中に、
リスナーからのリクエスト曲で、「エースをねらえ」が上がってきまして、
パーソナリティのシンガーソングライターのミッコさんが、
「じゃ、一番だけですけど私が歌います」と言いまして、
アコースティックギターを小脇に抱えてジャンジャラしながら歌いまして、
オリジナルの番組挿入歌が、素晴らしく上手だったのが、よく分かりました。
「エースをねらえ」は私にとっては、
ベルバラのキャラクターたちがテニスをやってるようにしか見えませんで、
突っ込みどころ満載でしたが、時代を代表する名作には違いありません。
日曜日には宇宙戦艦ヤマト2119が最終回です。
初代の放送に肉付けしたかのような2119でしたが、
不要な贅肉と思うような回も少なからずあり、
無限の宇宙空間をお茶の間に展開させる見事なアニメです。
荒唐無稽を当たり前のように表現できるアニメは、
セル画に何の疑問も思わなかったのですが、
今時はCGアニメーションが着実に増え、時代のすう勢に他なりません。
これも一つの味と割り切って見た方が幸せになれますし、
製作に携わる方々の労力が軽減されるなら良しと致します。
デジタル全盛の今にあって、アナログの遺産を復刻させ、
現代の手法でより深く楽しんだと考えると我が国のクールなコンテンツです。
アニメに限らず数多の作品は時空を越えリバイバルされ、
骨格部分はビクともしないような優秀な作品が新たな命を吹き込まれ、
レガシー作品へのトリビュートに終らずに新たな可能性も見せてくれます。