10月に入ると下馬評でごった返すのがノーベル賞でして、
我が国が誇る才人の活躍には過去の平和賞の佐藤某以外、
受賞者の方々には頭の下がる思いで日本人として幸福感を味わえます。
ロシアのTV局LTLが言ってたのが、
今年の平和賞はプーチン大統領が最も相応しいと言ってまして、
反す刀でオバマ大統領の平和賞よりも相当に意味があると言うものです。
今回のシリアの調停の事を意味があると言われれば確かにその通りで、
オバマ大統領の平和賞は歴代の中でも一番値打ちが無い気がします。
しかし、シリアの調停もシリアにとって最大の武器の取引先だと言う事で、
言い換えればカスタマーサービスのような側面である訳です。
私に言わせればオバマ・プーチン両大統領よりも、
国連難民高等弁務官の緒方貞子さんの方が数段、活躍されています。
緒方さんはお元気ですが何しろご高齢ですので、
存命中に栄誉を与えてあげて欲しいと個人的に思います。
そうなれば我が国初の女性受賞者になります。
ノーベル賞は生存中の方を対象にしていますので、
過去に何人か式までに他界された方もいらっしゃいますが、
論文等で既に評価が定まってる事なら良いのでしょうが、
何とか国連の良心のような存在の方に間に合うように願いたいものです。
平和賞は一番最後に発表になりますし、
3年前は中国の方が中国在住者初の受賞でしたが、
自国の国家によって屈辱を受けギャグのような孔子平和賞の創設に至りました。
私が思いますに、今年の孔子平和賞には、
鳩山元首相が受賞するような気がしまして、
あの方、のこのこ貰いに行き、嘲笑を誘う予感がします。