朝の寒さがヒシヒシと迫って来るようで、
コンクリートの床が本当に寒く、秋がもう終わったのかと思うような寒さです。
紅葉はまだこれからですが、急ピッチで進みそうな山間部です。
既にご承知の通りアメリカの国債発行の上限が延長されまして、
残り一日でリーマンショックの再来を回避した事になりました。
来年2月までの上限延長になった訳ですが、
アメリカの国としての財政規律の問題も
共和党、保守派が忌み嫌うオバマケアと呼ばれる医療保険制度も先送りです。
ですので今回の問題が来年2月には又起きる訳でして、
両陣営ともに自分たちが間違ってるとは思っていませんので、
相手を非難し、自分たちの主張を声高に繰り返すだけになるはずです。
オバマケアは今までなかった事をやるのですから、
やってみないと良いか悪いか分かりませんが、
少なくとも茶会の連中が言ってるような原理主義では通用しません。
みませんのでとして、
全く同じような道筋を我が国もなぞって行くかのように思えなくもありません。
とはいえ国民皆保険があり、交通環境においては自賠責があります。
どちらも十分とは言えませんが、無かったら恐ろしくてならないでしょうし、
担保するために各々で掛けるとすれば安くなるとは考え難いと思われます。
何よりも問題が無いとすれば現状を良しとする民族ですので、
あらゆる手段で自分たちの価値を押し付けようとする考えには及びません。
2月までに大統領と民主党は足回りを固めるためにも、
貧困層や中間層までの支持を集める事に奔走する事になり、
富裕層からの税金の網をどう掛けるか考え抜かなくてはなりません。
共和党の支持率もこれ以上下がると持ちませんので、
茶会の連中をなだめて支持率を上げて再度オバマケア潰しに掛かります。
今回の事もあり茶会もボチボチ飽きられる様な気もします。
どこの国の議員も似たり寄ったりなのが良く分かる先延ばし顛末でした。