本当に寒さが下っていくのが良くわかりますが、
赤道上では、もう二つ台風が出来るかもという事らしく、
30号の被害で復旧もままならない地域には油断ならない状態です。
休刊日ですので、仕事場の新聞を持ち帰り家の者にも見せるのですが、
日経新聞、2面の風見鶏の記事が近年まれに見る哀れな記事でした。
ネットでも有料会員のみの記事ですが、
新聞を取ってますのでネットをわざわざ契約はしませんが、
本当に契約しなくて良かったと十分思うような内容でした。
要約すれば小泉元首相の原発ゼロ運動が間違ってると言うことですが、
私に言わせれば小泉某が言い出した事ではなく、
何十年も前から言われてきた事を、今頃もっともらしく言ってるだけで、
郵政改革で名をはせた元首相のブランドに周りの腰が引けてる情けなさです。
記事では原発の廃棄物の置き場がない事に関してあろうことか、
「火力発電と言えど温暖化ガスを排出し続けてるのだから同じと言える」
と書いてありました。
これが同じと言ってしまうとジャーナリストとして終わっています。
もっとも、ガスを出さない太陽光や風力・水力がより素晴らしいと認めた事にもなります。
まず、廃棄物の処理施設の完備は当然ですし、
ジャーナリズムは未だ出来ていない事を非難するべきで、
問題のすり替えにもならない感覚の持ち主が原発支持では危うさ100%です。
将来、驚くような技術革命が起きて、
放射線を無害な物に変えられるように成るかも知れませんし、否定しません。
そのようなノーベル賞100年分の技術革命よりも、
現行の火力発電のガスの影響削減の方が簡単に安全にできそうな気がします。
日経新聞が読売のように経団連や自民党のポチなのは気づいてましたが、
ここまでオバカさんだとは知りませんでした。
やはり自由競争に身をさらさないお気楽のジャーナリズムなのが良くわかりました。
新聞購読の価格の自由化が正しい民主主義社会には必要に思えます。