50年前にダラスで起きた事件がクローズアップされ、
先般、駐日アメリカ大使として着任されたキャロライン氏も感慨ひとしおでしょう。
よもや将来、日米の国家間で重要な役目を担うとは思いもよらなかったはずで、
神のみぞ知るにしても随分とドラマのような展開になるもので、
情報番組の格好のネタになっています。
各紙の社説やコラムではオバマ大統領と連れ立って、
ヒロシマとナガサキに行くのではないかと期待をこめた記事もありました。
行くにしても行かないにしても過剰に反応しては良くない気がしまして、
根拠は無いのですが、謝罪するべき相手も既に鬼籍でしょうから、
御霊を慰め鎮魂の気持ちを表すだけでも一区切りのような気がします。
もっとも、オバマ大統領は三ヵ月後に迫った国債の上限延長が鬼門でして、
延長しなければリーマン×2ぐらいのショックになりそうで、
民主・共和どちらも分かっていますが、より有利な条件を引っ張り出す腹積もりで、
国民皆保険の前段階の一里塚が崩壊の瀬戸際ですので、
なんとかキチンとした形でオバマケアとして歴史に刻みたいようです。
ですので2月に決まる連邦地方債の延長決定がどう転ぶかで、
大統領の8月のスケジュールが決まりそうです。
それまでに驚天動地のようなことが起きないことを願うばかりです。