私にとっての日曜日の句読点が教育TVで放送される、将棋のNHK杯選手権でして、
最強トップ3の一角である羽生3冠に大石六段が挑む組み合わせで、
ほとんどの人が羽生3冠の勝利を確信していたと思いますし私もそうでして、
それだけに大石六段の勝ちっぷりは見事の一言です。
気鋭の六段ですのでまだ十分に若く、これからが楽しみですし、
羽生3冠がこれで終わりなんて事もありえませんので、
昭和から名を上げて今に至る最強の一人も年下との対戦が増えるばかりで、
時代の流れを見ていて感じるのは私だけではないでしょう。
年も押し迫ってTVに限らず今年を締めくくるような特集ばかりですが、
今年の初めに起きた事など言われるまですっかり忘れてるのも事実でして、
よっぽど影響のあること以外、忘却の彼方なのは私だけではないはずで、
こんな調子で、一年が終わり又始まるのを繰り返して50年になりました。
なんだか中継映像のいつの間にか白髪が増えた羽生3冠を見ていると、
平成6年に始めての名人挑戦で山口で対戦した頃と比べてしまい、
当時の名人だった米長さんも既に鬼籍ですので感慨深く見てしまいました。
なんだか取り留めの無い年の瀬のつぶやきのような話ですみません。