気持ちのよい冬の晴れた日が続いたりちょっと降ったりですが、
今のところ、山間部は雪模様にはなっていませんで、
スキー場は願うような気持ちでしょうが、この天気では厳しい気がします。
連日、報道されてるデモのニュースが2カ国ありまして、
ウクライナとタイのデモの進捗状況を伝えています。
対照的なのがウクライナは「早く選挙(大統領選)を行なえと言ってまして、
タイは選挙で決める事は認めないと言う実に不思議なデモなのでして、
そのタイの反政府デモ隊の中心人物のインタビュー記事が毎日に載ってました。
反政府デモ隊は主に都市部の実業家が中心で、
現首相の実兄(前首相)が精力的に農村部に投資(ばら撒き)して、
農村部の票を荒稼ぎし結果有権者数の7割程度を握っていて、
その結果、全国規模の選挙は、まず負けない基盤を作っていまして、
反政府デモ隊の代表のコメントが振るってまして、
「農村部の票は30%程度しか数えるべきではない」
との事でして、議会制民主主義に喧嘩を売ってるようなコメントでした。
言い分として(我々)都市部の有権者が稼いだ税金で農村部は豊かになった
とするのが彼らの趣旨で、どこの国でも似たようなものですが、
犠牲者が多数出ても、治まる気配が無いのでよっぽどなのでしょう。
しかしながら、票の格差は一方的な尺度で測るべきではなく、
相手方の有権者を貶める自らの主張も間違っていますから、
政権側に物申すにしても民主国家の形を違えない主張と行動をするべきです。
それにしても投票率が下がる一方の我が国は本当に平和なんだとつくづく思います。