我が家には半年前に来た子猫を含め4匹の猫が居まして、
一番小さな猫と大きな猫が家の中で毎日、運動会をします。
勢い曲がりきれずに温風ヒーターに良く当たるので、
その度、対震自動消火装置が働き再点火の手間になります。
遊び疲れて寝て起きて運動会を繰り返す猫たちの毎日です。
今年は事の他、BSで録画した映画を見る事が多く、
DVDのディスク面にプリントできるプリンターを買った事もあり、
なんだか嬉しくてかなりプリントしました。
年を取った事も少なからず影響して、
感動に打ち震える事もしばしばで、
昔見た映画でも感動のポイントが違う作品もあり、
同世代、親として、子供として響くものが変わってきました。
やはり予算が潤沢で一流俳優が固めてあると、
見ごたえは申し分なく完成度が極めて高くなります。
往年の映画でも「愛と喝采の日々」は素晴らしく、
舞台芸術の極みをたっぷり堪能し実に幸せな気分で楽しめました。
「シンデレラマン」が忘れられない観て良かった映画になりました。
恐慌時代の描写の切なさに胸が詰まるような気分でしたが、
見事な演技でハッピーエンドを迎えられて観客の一人に成れた映画でした。
この前、書いた黄金のアディーレ、ワーキングガールも、
時代を感じさせ、女性の強さと美を十分に感じさせてくれました。
マイノリティリポートの序盤、バックで流れるBGMに、
何の説明も有りませんでしたが、
シューベルトの交響曲、第7番の「未完成交響曲」だと分かった時は嬉しかったです。
映画のテーマを皮肉るような意味なのだと理解する事が出来ました。
毎年恒例の第九と忠臣蔵も楽しめましたが、
忠臣蔵は再放送なのはいかんともしがたく、
必然的に、鬼籍の方の往年の演技を楽しむ事になりました。
いずれ最新版の忠臣蔵も製作されるでしょうから、
楽しみに待つことにします。