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カテゴリ:カンボジア語
今日で6月も終わって、明日から7月だ。7月の最後の週に日本に帰る予定でいたが、実はどうしようかまだ迷っている。もう少し仕事が安定してから日本に帰りたいと思っているのだ。日本の友人たちは私に帰るように言ってくださっている。特に大阪の友人とは大阪ドームで会うとかいう、具体的な約束までしてしまった。どうしようか考え中。
ところでカンボジア語の勉強は最近、あまりはかどらない。ホテルの仕事が加わったことで生活がさらに忙しくなったためだ。プノンペンにいた2年間は、カンボジア人の家庭教師をつけて毎日1時間じっくりカンボジア語を教えてもらった。だが今となってはその時間もなくなり、言語力がなかなか上がっていかないのがよくわかる。何とか今後も時間を取り分けて勉強したい。それにしても日本人は全体としてカンボジア語の発音が悪い。カンボジア語は発音が日本語より重要な位置にあるので、発音が悪いと必然的に言語の限界点が下がる。 その点を前もって教えてもらっていたので、私はプノンペンでカンボジア語を学んだ最初の半年を、すべて発音だけに集中した。ある人々は早くコミュニケーションしたいという気持ちから発音をあまり勉強せず、単語や文法や文字を覚えることを発音より優先したり、発音なんてそこまでしなくても大体でいいとか考えて、会話しようとする。確かに発音だけでなく、総合力が必要だ。でも日本人は特に発音のセンスがないから日本人こそ発音をしっかりしなければならない人たちだ。会話重視の発音の適当な人たちも、最初の1年くらいは、すごい話せるかのように見える。そして、発音しか勉強していない私は最初、まったく話せないかのように見える。しかし、時間とともに発音は大きな助けとなってくれる。 ある人は何年たってもある単語を発音してもカンボジア人に聞き取ってもらえず、それがストレスになる。だが、発音さえしっかりやっておけば、発音のストレスはまったくないのだ。あとで単語や文法をしっかりやってしまえば、数年後かなりのレベルにまで達することができる。そう、カンボジア語は発音が要なのだ。おまけに、発音は改善するのがむずかしい。そのせいで、一度出来上がってしまったおかしな発音を、なかなか直せないことになってしまう。この日記を読んでいる方がカンボジア語を習いたいと思われるのでしたら、まず発音を徹底的にマスターすることをお勧めする。最後に、カンボジア語をカタカナ書きするのは正しい発音をするのによくない。最初はある程度仕方なくても、いつまでもカタカナ書きに頼っていてはいけない。日本語発音は日本語発音、カンボジア語発音はカンボジア語発音、まったく違うものなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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