かつて1年ほど勉強していたロシア語。カンボジアに移住してなお今も、かつて目指していたロシアのことは心の片隅にある。プノンペンに来て1年ほどたったころだった。プノンペンにロシアレストランがあるので行ってみた。もう読まなくなっていたロシア語の本があったので、もしロシア人がいたらあげようと思って、立ち寄ってみた。
ロシア人らしき人が経営していた(実際にはウクライナ人だった)。食事をオーダーしてから、勇気を出して、「ヤ ハチュー ダイチ バーム エタ クニーガ(この本をあなたにあげます)(注意:これって正しい表現?Ю者さんチェックよろしく)」と言うと、「スパシーバ!」と大喜びでした。そのあとベラベラ・・・とロシア語をしゃべり始めたけど、まったくわからないので「ヤ ウミエーユ ガバリーチ パルースキィ(ロシア語、話せません)」というと、「話せるじゃないか」とさらにおしゃべりが過熱して・・・でも、久しぶりにロシア語に接して、しかも喜んでもらえたのでなんだかうれしかった。ものすごくハイテンションになったウクライナ人の人には「また絶対に来てよ!」と念を押された。
ところで最近、私にロシアを思い起こさせてくれる人がいる。かつて私にロシア語を教えてくれたこともある、
Ю者さん という人だ。彼女がブログを始めたのでちょくちょく見に行かせてもらっているが、写真を見て大好きなロシアのことをまた思い出した。もう5年も前になるが、1週間だけウラジオストクでホームステイをしたことがあるのだ。また機会があれば、行ってみたい街だ。
カンボジアに来てもこの本は持ってきた。
もう勉強する暇はないけどいつかは役に立つだろうか?