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2010年07月16日
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カテゴリ:読書
軽食堂で食事、あいさつも 晩年のサリンジャー氏【ニューヨーク共同】
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020201000182.html


先日、英米文学科の卒論でサリンジャーと向き合った事のある夫が、日本の某作家が、サリンジャーの作品の構成には欠陥があるというような内容の記事をどこかで見かけたらしく、ひどく憤慨していた。(その作家は私も嫌いなので、よしよしとなだめておいた)


そもそも、文学なんてものは、活字を商品にして生計を立てる、あるいは、その商品を分類批評して生計を立てる人たちが作り出した書籍という実体を伴うだけの夢想のようなものではないか。

仮に、文学という言葉そのものの胡散臭さを棚上げするとしても、それらの文章に目指すべき定式などあるわけが無く、たまたま、時代背景の中で似たような構造や趣旨を持つ作品や作家が、研究者(あるいは権威を笠に着たストーカー)によって、偏差値をつけられて、消費財化されているだけのことだ。


筆を折ることと、人生を捨てることとは意味が違う。


サリンジャーの後期の作品だけで、お腹いっぱいに感じてしまう(先にグラースサーガを読んでしまったので、まだライ麦畑にも手を出していない)私などは、

彼についての様々な言説が、出ては消え、消えてはまた現れる様を、横目でちらりと覗き見ながら、だから、文学が何だというんだ。と心の中でつぶやいていたと思いたい。








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最終更新日  2010年07月16日 20時19分41秒
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