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「研修生問題」で崩れる日本の国際的イメージ 人民網日本語版http://j.people.com.cn/94475/7078799.html
新聞やTVで、日本企業の醜聞を見る度に、母が言う。 織物工場を経営していた祖父は、従業員から尊敬されていたと。 婿養子として輸出用の羽二重を生産していた工場を切り盛りし、実家もまた織物工場だった祖父はきっと、世間の視線を背中に感じながら、いつもいい経営とは何か考えていたはずだ。 実家にいた頃、世話になっていた自動車修理工場がある。そこのご主人は、母の実家の近所で育ち、いまでも母に対して、特別な愛着を見せる。 彼にとって、私の母は、永遠に織物工場のお嬢様なのだ。 立派な経営者の一族に育ったけれど、戦争のせいで、いまは普通の暮らしをしているだけだといわんばかりに、母や私を支えてくれる。 私はそのご主人の世話になり、通勤用の車を手に入れたのだが、納車翌日にぶつけても、すぐに修理してくれたり、ドライブ中にパンクしたときは、30分以上かかる道のりをかけつけてくれた。 しかも、修理代金はこちらが出向いて、聞き出すまで、請求すらしてこない。 当時、離婚して実家に戻った厳しい生活の中で、ありがたいような、恥ずかしいような、そんな気持ちだったのを覚えている。 これもすべて、経営者として地元での責務を果たしていた祖父の恩恵である。 経営者と自負されている日本人代表の皆さん、 あなたとあなたのご家族は、あなたの会社の従業員や、ご近所の方たちから、どのような人物と思われているか、考えてみたことはありますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月26日 10時53分20秒
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